光市母子殺人事件差し戻し控訴審 |   kitchen aki 美味しい毎日

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2007.5.22

  みなさんこの事件覚えているでしょうか。


次から次へと起こる凶悪犯罪の中で過去の事件はすぐに忘れていきます。


しかし被害者の家族にとって「忘れる」ということは決してないのです。


多くの事件がいまだ裁判中として刑も確定していないのです。


もうこの事件も7年くらいになるでしょうか


山口県光市という近隣でおきた残虐な事件だっただけに私は忘れずにいました。


新婚間もない奥さんを強姦して殺し、そばにいた赤ちゃんまで殺したのです。


そしてもっと衝撃だったのは殺人犯として捕まったのは18歳の少年でした。


マスコミもセンセイショナルに扱い、被害者の夫がマスコミに極刑を訴えたのでした。


この判決が一審で無期懲役、二審でも無期懲役となり、最高裁に控訴し、最高裁は


「死刑」にしない量刑が明確ではないとして二審に差し戻しを命じたのです。



みなさんはこの判決にどんな感想を持たれたでしょうか


私はずっと不満でした。


こんな凶悪な犯罪を犯した犯人がどうして死刑にならないのか


これは私の個人的意見です。


死刑反対論も多くあるのもわかります。


でも何の罪もないものが、命乞いをすることも出来ず、それからの人生をそこで遮断されてしまうのです。


加害者は生きていてなんでも言うことができます。


出来心でした。反省しています。二度とこのようなことはしません。被害者に謝りたいです・・・・・・・


なんでも言えます。


私は殺人を犯した者は原則として自分の死をもってしか償えないと思います。


もちろん加害者にもたくさんの理由があるでしょう。


それを裁判所が公平な立場で情状酌量というべき事情を踏まえ、減刑してゆくのだと思うのです。


目には目を・・などと極論はいいませんが、


殺人という重さはそれくらい重いということを加害者は知るべきです。


この殺人者が無期になったのはやはり18歳という未成年だったからとは思います。


未成年というならば、では親が出てきて、”私どもの教育が間違っておりました。変わりに罪を償います”


なんてすればどうですか



なんて言えば大反論を浴びるでしょう。


私もそう思います。 もう充分、本人が物事の良し悪しの判断が付く年齢です。


親のせいでもありません。社会のせいにしてもならないと思います。


自分のせいなのです。

自分の欲望のため何の罪もない人を殺したのは


これが18歳であろうと30歳であろうと、罪は同じです。


人間として償うのは年齢ではないと思います。



この加害者がどんな気持ちでいるのかもちろんわかりません


無期でいいじゃないかという方もたくさんおられると思います。


でも無期懲役という判決と死刑という判決は雲泥の差があると思います。


死刑という判決が出ても、いまの日本の状況では実際死刑が行われるとは思いませんが、


この25歳になる加害者が真面目に勤めれば社会に復帰できるという安易な考えを持つのと


「死刑」という自分で死ぬというのではなく他人によって自分の死が迎えるかもしれないという


究極の状況の中で「生」と「死」を見つめ、その恐ろしさを感じた時に初めて自分の行った罪がどれだけの


ものであったかわかるのではないでしょうか



罪を憎んで人を憎まず


そうなのかもしれません。



でももし私が一番愛する者を理不尽に殺されたりしたら、私はきっと一生その相手を許せないと




そして今回の裁判過程で、一番驚いたことは、被害者の夫の方です。


最初事件が起こったときは、彼もまだ青年と呼べるほどの年齢でした。


その彼が自分の感情そのままに加害者への憎しみや極刑を求める会見を見たとき


あまりのその激しさに圧倒されつつも、ちょっと生意気な・・・みたいな印象を受けたものでした。


その彼も7年たって今31歳になられたそうです。


昨日の会見を久しぶりに聞いたとき


彼は大人になっていました。(ごめんなさい。でもそんな気がしました。)


理路整然と話をされ、感情は押し殺し、現在の心境を語っておられました。


あ~あこの人もものすごい荒波を生きてきたんだ。妻と子どもを亡くし、悲しみの中でそれ以後人生を


すべてこの裁判にかけてこられたのだ。


強くなられた。


加害者と違って、いつもマスコミにも顔を見せ、裁判にも一貫した自分の行動


を貫いておられました。


昨日の会見の中で、


「弁護団が一生責任を持って加害者も見守り続けると確信持って言えるのなら、

私はそれで構わない。」


というような趣旨でした。


いまこの加害者にはものすごい弁護団がついているそうです。


精神鑑定や情状鑑定を行っているそうである。


”殺人の意思はなかった。傷害致死にとどめるべき”とのことだそうです。





色々な凶悪事件が続いています。


どうかこんな世の中が早くなくなりますように。



今日は重い話でごめんなさい。


ちょうど亡くなられた奥さんが娘と同じような年齢で小さい子どもいたので

人事とは思えなかったのが、私の心に残っていたのです。