2006.12.9(sat)
今日は月一回の俳句の会でした。
そして今日は、いつもはFAXの参加で寂しい思いをしている名古屋の仲間が
息子さんのお祝い事もあって、小倉にやってきました。
彼女の帰福に合わせて今日の句会も開かれたのです。
久しぶりに9人全員揃いました。
名古屋の仲間はもと小倉に在住していた頃(もう転勤してから10年たつかな~)
子ども劇場の親の委員の仲間として出会いました。
この細いからだのどこにこんな力があるのかと感心するくらいのバイタリティで活動していました。
会議の時は理路整然と意見を述べ、子どもたちと活動するときは先頭に立って楽しんでいました。
他のお母さん仲間に一目も二目もおかれていました。
そして俳句の会では
俳号『北の方』さんとして、やはり俳句の選評は群を抜いて繊細で的確な評を言ってくれます。
この俳号の「北の方」は
いわずと知れた豊臣秀吉の正室 北の政所から取っています
みんなで”ピッタシの俳号だね”と言い合いました。
なんというかしっかりもので「槽糖の妻」として知られている。
彼女は夫の立身出世として夫のお尻はたたいていませんが、全国転勤のご主人について
どこまでも夫を立てて頑張っています。
大変な人格者で彼女に頼めば解決できないことはないと言われた北の政所でしたが、そんなところも
よく似ています。
ちょっと褒めすぎ・・・?
でもいい先輩なんです。
この俳句の仲間はほとんど私より年が上なんですが、ほんとにみなさん尊敬できる
先輩です。
彼女たちがいてくれれば、私は道を間違えずに生きてゆける。
何かほんとに苦しいことがあれば誰もかもが黙って手を差し伸べてくれる
みんなで長生きしていつまでもこの会を続けていきたいと思います。
ちなみにわたくしの俳号は『めだか』です。
持ち寄りです。まだまだあって
テーブルにのりきりません。
今日の一席
『定年後の生き方さがす冬の鵙(鵙)』
二席
『海峡に残る灯あまた冬の朝』
三席
『新しきビルが冬日をはね返す』
『木枯らしや会釈する女返す女』