富士山登山日記 |   kitchen aki 美味しい毎日

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kitchen akiを始めて早や6年、たくさんの方に出会い、助けられここまできました。ゆっくりマイペースでやらせいただいているのに、こんなに続けられて感謝の毎日
相変わらずいろんなことに好奇心いっぱいのakkoさんですが今はなかなかできません。
 

2006.7.18くもり

 帰って来ました。今日は太ももがパンパンになって、歩くのも大変です。

携帯からみなさんにお知らせしましたが、やりましたよ!

  ヤッタ~!


今日はゆっくり登山日記を書きます。


パート1は登山の部

7.16くもり雨晴れ

 前日から山中湖に泊まっていたので、楽な日程が組めたと思います。

とにかく福岡ですものね。静岡まで来るのに6時間です。

朝早く出て、その日のうちに登ることも考えたのですが、とにかくはじめてのことなので

無理をしない計画をたてました


到着した昨日は富士山裾野はとても良いお天気でしたので、ちょっともったいない気がしましたが、

この日は山中湖周辺の観光施設をのんびり歩きました

十分に休養がとれて、ゆっくり睡眠をとりました


ところが朝起きたら雨が降っているではありませんか

全国的に豪雨との天気予報にガックリ。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。


富士山登山ルートには主に3ルートありますが、それぞれ一長一短あるようですが、

色々な雑誌やホームページや特にブログの記事は結構参考になりました。


結局私たちは、一番変化のある人もさほど混んでいないといわれた「須走りコース」

を選びました。

他のコースは歩いていないので比べるのは無理ですが、結果的には良かったと

思っています


11:40  須走り5合目出発

  先ほどまでの雨も止み、あっという間に晴れ間が・・

  私晴れ女ですものね。こうでなくちゃ

 今からこの山に登ります

       

   標高2000m "古御嶽神社”に登山の祈願をして   しばらくはこのような 樹林の中を歩きます

鬱蒼として暗い針葉樹林から、しだいに明るい落葉広葉樹のダケカンバ林に変わります。


 

30分ほど歩くと視界はあっという間に開けます。  下に見えるのが駐車場です。

このあたりまでは、爽快な滑り出しです。天気も晴れてもう下界もはっきりみえます。

高山植物もゆっくり見ながらの歩きです。


13:20 新6合目 標高2450m  ここには最初の山小屋"長田山荘” があります。

まだ元気なので水を含んですぐに歩き出す

 このあたりからしばらくジグザグの樹林帯の登りが続く


    

 14:10 本6合目 2700m 山小屋”瀬戸館” 到着  

     トイレ休憩  まだそれほど苦しくない。風が強くなってきた

     雲の流れがはげしい  時々山頂が見える。元気がでます。



15:30 7合目 標高2960m "太陽館” 到着


 思ったよりきつくなく、予定通りに歩けました。高山病の様子も全くなく、

 すこぶる快調。今夜はこの山小屋で泊まります。

 この調子ならもう少し上まで登れたと思いましたが、風が激しくなってきたので

 無理せず体を休めます。

       

太陽館から見た下界        このあたりから緑が少なくなり溶岩の砂利が多くなります。

ところどころにかわいい花を見つけ、ほっとする。(花はまた別にまとめます。)

 

   山小屋の中です。敷き布団一枚シュラフ2枚 寝返りうつと知らない人の顔が目の前に

こんなに主人と近く寝たのは・・・?  16時に晩御飯 17時には就寝

あっという間にいびきの大合唱  (耳栓は必需品です。) 


                    

 

夕焼けはここまで、すぐに雲におおわれてしまいました。



7.17雨台風

 4:00 起床  外は雨ですあ~あ!

      すぐに朝食

 4:40  御来光 雨でほとんど見えませんでしたが、時折覗く御日様に感激です。


 


 

      ここまでです。雨の中なんとか雲の合間から陽が昇ります。


5:30 出発

 雨の中 出ました。とても寒くて雨具の下にフリーズを着こんでの出発です。

 

道は勾配が厳しくなってきました。  すぐ上に見えるのは本7合目の山小屋”見晴館”です。

すぐそこに見えるのに、なかなか到着しません。


 6:20  本7合目 標高 3100m   見晴館到着

ますます風雨ともに強くなる。すぐ出発する。



6:50 8合目 標高3350m

      山小屋 ”江戸屋”到着

 雨も激しくなり、風も強い。他のグループも下山するかどうか迷っている。

ここからは、吉田口コースと合流するので、急に人が多くなった

 

私たちも迷ったが、体力がまだあること、下からの景色が少し見えることで雲が早く流れているので

天候が持ち直すかもしれないと、もう少し頑張ってみることにしました。


しかし、ここからがきつかったですね。写真撮る余裕もなくなってきました。

溶岩の急勾配の道が続く。さすがに息が苦しくなってきました。

一歩進むごとに”ふ~ふ~”と深呼吸する。

あちこちに休んでいる人がいる。 主人と励ましあいながらがけを登る感じではいつくばって登る


 こんな感じです。



8:30  9合目 標高3600m

ここには山小屋がなく、鳥居がああるだけ。

 しかしここまで来ると、もう少しと元気が出る。

すでに頂上成功した人たちとすれ違い、みなさんに

”もうすぐですよ、あと30分ですよ”

”あと200mですよ”

 と口々に励ましの声をかけてもらいます。


うれしいですね。はっきり目標が出来ます。

体も濡れて冷たいですが、わりと体はきつくないです。



9:10  浅間大社奥宮の鳥居が見えた。

 

9:20 標高3720m 山頂到着 

   万歳!やったね!

 

     

    

 子どもや孫たちが作ってくれた応援     下界はこんな感じです。まったく見えませんが、

 フラッグを広げて記念写真です。       雲の流れは  ものすごく早く、時折青い空が見え 

 顔見せれなくて残念!             ます。


しかしこの天候で剣が峰はあきらめました

  お土産に刻印を打ってるお兄さん

山頂の無料休憩所です。さすがにみなさん疲れた表情です。



下山はまた明日にします。