2006.5.8
先日の家族の会話 ちょっとホームドラマ風に
とある日曜日の遅朝
リビングに夫と妻と娘
夫・・所在なさげに再放送のタレントが行く旅番組を見ている
妻・・その横でやはり所在なさげに新聞を読んでいる
娘・・起きたばかりで、遅い朝食でトーストをかじっている
”ねえ、おかあさん宝くじ当たったことある?”
”そりゃあるわよ!一等じゃないけど”
”ねえ、宝くじ当たったら私に少しくれる?”
”そりゃあげるわよ! あなた一人暮らししたいって言ってたから、
マンションの一つでも買ってあげよかと思ってるよ”
”えっ!ほんと!一つって一棟ってこと?” (ちょっとうれしそうに・・)
”ばかやね~3000万くらいで一棟なんて買えるわけないやん。一部屋よ”
”そうか、それでもいいわ。絶対よ! お母さんは何に使うん?”
”そうやね~一年ぐらいで世界一周かな~!”
”そうやろうね、”
(ここまでまったく口をはさむ気もなくテレビを見ている夫)
”ところでパパは宝くじ買ったことある?” (父に話を向ける娘)
”えっ?・・・・・・”
”だから宝くじなんか買うことあるん?って聞いてるんやん”
”そうやね・・・・・・・(しばらく沈黙)ジャンボの時なんか時々買うよ”
”いままでで一番高額はいくら当たったん?”
”うっん~・・・昔ね、ずっと前やよ。1万が一番多いかな~?”
”じゃ私のほうが高いわ。私一回10万円当たったことあるよ”(妻が口を挟む)
”僕も10万もあるよ、、ずっと昔やよ。何十年も前やよ(だれもほしいって言ってないでしょ)”
”だからそれを聞いてるんでしょ!”(腹立しそうな口調で)
”だから回数が多いのは1万かな~って”
あきれたような顔して妻台所に立っていく
残った娘また父に話しかける
”ねえお父さん宝くじ当たったら私にいくらかくれる?
”え~?いくらいるんや 何に使うん?”(ちょっとムッとした感じで答える)
”もうええわ!絶対いらんわ!”(椅子をけるように立って台所にいく)
なんでこんなたわいのない夢みたいな話に調子よく乗って
”ええでええでいくらでもやるよ”なんてこと言えないんかな~”
真面目を通り越して、まったくおもしろくない人ですね
でもある意味すごいかもしれない
こんなとんちんかんに答える人