松江ぐるっと散歩 歴史編 |   kitchen aki 美味しい毎日

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kitchen akiを始めて早や6年、たくさんの方に出会い、助けられここまできました。ゆっくりマイペースでやらせいただいているのに、こんなに続けられて感謝の毎日
相変わらずいろんなことに好奇心いっぱいのakkoさんですが今はなかなかできません。
 

2006.4.2雨

 相変わらずいい天気は2日と続かない。

今日はまた雨 なんだかな~


でも久しぶりに掃除のことも忘れて出かけてみた


皆さん”因幡の白兎”って民話知ってますよね~ウサギ

今日こんなもの見つけてふと思い出しました   

 宍道湖湖畔にこんなオブジェがありました。


”因幡の白兎 ”は松江ではなく、お隣鳥取県のお話なんですが、

大国主命とくれば、出雲の神様ですものね


ちょっとさわりを


 昔々気多の岬に一匹のウサギが住んでおりました。

そんなある日洪水が起き白ウサギは沖の島へ流されてしまいました。

困ったうさぎはワニザメに会い、だまして向こう岸に渡ろうとします。

もう少しで渡りきる、もう一歩のところで、白うさぎはついだましたことを

言ってしまいます。

怒った最後のワニザメが白ウサギの毛をむしりとってしまいます


そこへ出雲の神様たちが通りかかり

”海水で洗い、砂の上に寝ておきなさい”と教えてくれ、その通りにすると

ますます痛くて泣いていると、

今度は大国主命(当時は大穴牟遅之神といった)が通り

”真水で体を洗い、蒲の穂にくるまっていなさい”といわれ、そのとおりにすると

元の白い体にもどり、そのお礼として、大国主命を美しい姫といわれた八上姫

のところに連れて行く


というお話ですが、えらく教訓的なお話ですね


この大国主命の話からもう一人思い出しました

スサノオノミコト”(素蓋鳴尊)です


あの八岐大蛇を退治した神様です

このスサノオノミコトと稲田姫を祭ってあるのが、松江八重垣神社です

  八重垣神社  ここにも色々なお話があって

スサノオノミコトが八岐大蛇を退治する際斐の川上から七里離れた佐草女の森が

安全な場所として選び大杉を中心に八重垣を造り姫をお隠しになり、そして大蛇を退治

の後 夫婦としてこの地に居をかまえたといわれているそうです


この夫婦は略奪結婚から正式結婚の範を示しいまも出雲の縁結びの大神として祭られています

  鏡の池       稲田姫  稲田姫の壁画 日本最古の壁画                                       奥の院鏡の池 

ここは稲田姫が姿を写された池とされている


ちなみに現代は恋の占いとして、多くの独身女性が訪れている。恋の矢

半紙の上に小銭を乗せ、そっと池の上に浮かべ、すぐ近くで沈むと身近に、遠くで

沈むと遠くの人と結ばれるらしい。鏡の池で恋占い 水に浮かべると文字が浮き出る


こんなことでどきどきしたこともあったかな~ラブラブ


日本最古の物語をちょっと紐解いてみました。メモ