梅津庸一 エキシビションメーカー 展
を観に行きました
梅津庸一さんは
作品だけでなく、文章家としても活躍しているアーティスト
そんな印象があります
今回の展覧会の場所は
東京、外苑前のワタリウム美術館
■フライヤー
◾️展覧会をつくる
(フライヤーの裏の記事を参考にして)
オリジナルを追求していく、美術品や展覧会はその多くが現在の社会状況の中では
平準化され使いすてられていくような状況にあります
この状況から逃れるために
そもそも論として
「作品をつくる」、「展覧会をつくる」とはどういうことか
改めて問い直した展覧会です
さらに、展覧会をつくるにあたり
キュレーションやキュレーターという言葉が現在よく使われています
ところが、それを使うと結局予想通りの着地点へ着いてしまう
という感じを梅津さんは持っているようです
そこでキュレーターではなくエキシビションメーカーという
彼が実際に見てみたい展覧会を作るという立場で
この展覧会携わってきたそうです
作品はワタリウム美術館の所蔵作品に
ゲスト作家の作品を合わせて展示
食べがいのある、濃厚な満腹感がある展覧会ですね
◾️展覧会風景
◾️作品紹介
気になった作品を
●梅津庸一
●梅津庸一
この展覧会のエキシビションメーカー
パープルームの主宰者でもある
今大活躍の作家さんです
●佃弘樹
展覧会場の入り口近く
ググッときた、大きな作品
●星川あさこ
ベッドにアルコール中毒の患者が寝ているそうです
アルコール中毒ってこんな感じ?
●山崎結以
静謐な画面
現場ではそんなに思わなかったけれど
画像を改めて見ると、結構いいね
●浜村博司
静かな、寝室にでもおきたい作品
これ欲しいなって思っちゃいました
●桂ゆき
女性画家のパイオニアの一人
存在感のある作品
●梅沢和木
迫ってくる作品ですね
シャープな印象
お父様は版画家の梅沢和雄さん
●金子光晴+中林忠良
詩:金子光晴 蝕刻画:中林忠良 詩画集『大腐爛頌』 1975
お二人とも解説もいらない有名人ですね
会期は8月4日まで
一度入場するとパスポートが貰えて
会期中はそのパスポートと身分証明書で
何度もフリーに入れるらしいですよ
時間を見つけていく価値ありですね
◾️梅津庸一さんの他の記事
よかったら読んでください
▼銀座シックスでの版画の個展の記事
▼今年の国立西洋美術館でのグループ展の記事
パープルームでの画像もあります
▼六本木の森美術館でのグループ展の記事
陶芸の作品が載っています