今日の1枚のアート(←勝手に名付けた)
今日は1枚じゃないけど
東京国立博物館の常設展に展示してありました
よく飾ってある作品ですが
改めて観ると
改めていいなって思いました
ということでご紹介させていただきます
●鈴木長吉 《鷲置物》
目には金の象嵌が使われているそうです
背中側からの羽の表現
濡れた感じが表されているようで
迫真の出来栄え
▪️鈴木長吉とは(1848−1919)
埼玉県生まれ
輸出用の作品を作っていた、起立工商会社の工場長などを務め
大作を多く制作、のちに独立していらっしゃいます
欧米で開かれていた博覧会に数多く出品し、世界各国の美術館に作品が所蔵されている、明治を代表する金工作家さん
その後帝室技芸員にもなられています
以前は大きな黒い物体があるななんて印象で
なかなか目に止まらなかったものですが
改めてみてみると
その存在の現実感がいいですね
顔の表情、羽の表現とか
いい機会になりました
こういう見落としていた逸品がたくさんある東博や西美
いつ行っても発見があるっていいですね
私が見つけられなかっただけなのですが
最後までお付き合いいただきありがとうございました