東京国立博物館の恒例企画
令和6年 新指定の国宝・重要文化財
の展覧会です
会期は5月12日(日)まで
つまり今日までですね
今回のこの特集の場所は
東博本館の、1階11号室と2階の特別1室と特別2室
毎回展示室が違うのですね
撮影は一切禁止なので
作品紹介の画像がありませんので、、、
よろしくご承知ください
▪️今年の国宝指定の作品
[彫刻の部]
●《木造六観音菩薩像》6体
《木造地蔵菩薩立像》1体
鎌倉時代 京都 大報恩寺蔵
実際に展示されているのは、6体の《観音菩薩立像》のうち、《木造准胝観音立像》 と、
《木造地蔵菩薩立像》の2体です
この《木造准胝観音立像》は作者の肥後定慶の代表作らしいですよ
大きくて立派な像です
この二つのうち、どちらかというと《木造准胝観音立像》の方が好きかな
他の5体を見るために、また京都の大報恩寺に行かないと
ここに他に仏像があるし、本堂は国宝の建造物に指定されているはずです
[書籍・典籍の部]
●《和漢朗詠集》(雲紙) 2巻
平安時代 国(文化庁保管) 皇居北の丸尚蔵館所蔵
*写真パネル、モニターでの展示
●《金峯山経塚出土紺紙金字経》 8巻
藤原道長・藤原師通筆
平安時代 奈良県 金峯神社蔵
●《金峯山経塚出土紺紙金字経》 18巻
藤原道長・藤原師通筆
平安時代 奈良県 金峯山寺蔵
上の二つは元々、同じものだったそうです
それが、時代が経つうちに金峯山寺と金峯神社へ分蔵されたらしいです
作品の一つは、寛弘四年(1007)に藤原道長が奈良吉野の金峯山に参詣した時に、経筒に納めて地中に埋めたもの
なお、その経筒も国宝に指定されているらしいですよ(《金銅藤原道長経筒》 金峯神社蔵)
もう一つは、藤原道長のひ孫の師通が、寛治二年(1088)にやはり金峯山に来た際に、地中に経典を埋めたもの
まるでタイムカプセルのようです
地中に埋めたため、紙の下半分は見えなくなっていたりします
でも、あの道長の自筆の経典です
[古文書の部]
●《多賀城碑》1基
平安時代 国 (文化庁保管)
*写真パネル、モニターでの展示
▼案内看板
[考古資料の部]
●《三重県宝塚一号墳出土埴輪》 一括
古墳時代 三重県 松坂市(松坂市文化財センター保管)
大きな立派な船の埴輪が印象的
その時代の船の形がわかります
今でもほとんど失われたところがなくて、殆どが残存しています
だから現実的で大きな迫力があります
やっぱり、こういうものって、所蔵している美術館や博物館で見たいと思いました
他の博物館などで見ると、印象が違う時があるんですよね
所蔵先は、三重県松坂市の文化財センター、
お伊勢まいりと一緒に見に行きますか