ギンザ・シックスの銀座蔦屋書店で、
ましもゆき個展「花轍(かてつ)」
が開催されていました。
白と黒の2色のみ、その細やかな線で描かれた作品は独特の印象を受けました
とても気になったので、会期は先日の3月8日で終わってしまいましたが、ここで紹介したいと思います
■会場風景
■ましもゆきさん
1984年群馬県のお生まれ。
2007年に東京造形大学造形学部美術学科絵画專攻領域を卒業されています。
卒業制作の作品で注目を浴びたそう。
よく年の2008年には「project N 35」(東京オペラシティアートギャラリー)で個展を開催。
その後、数多くの個展やグループ展に参加されています。
■作品紹介
シンプルだけど、余白を大きくとった、美しい作品。
線が綺麗ですよね。
また小さな作品には緻密な、妖しくて美しい世界があります
蛾とか蔦の絡まったような空間を飛んでいます
19世紀の世紀末、イギリスのピアズリー作品、サロメの挿絵のような感じがしました。
日本的な伝統を感じるモチーフ。
漫画で用いられる丸ペンを使って描いているそうです
花や蛾、そして細やかな文様。どこまでも丁寧に表現
そのリアリティさが、妖しげな雰囲気を出していて、独特の美しさを醸し出していますね
本当に一度見たら忘れられない作品でした
行って良かった展覧会でしたね
また、ましもゆきさんの作品を見たら、この日のことを思い出すでしょうね
最後までお付き合いいただきありがとうございました