東京竹橋の東京国立近代美術館の常設展。
棟方志功さんの特別展の時期の常設展の展示作品。
もう終わってしまっていますが、、、
人間国宝の田口善国さんと息子の田口義明(善明)さんの特集のコーナーがありました。
漆芸の作品の細やかさと、その光に輝く姿は息を飲む美しさですね。
いつか紹介しようと思っていた、作品なんですね。
●田口善国《野原蒔絵小箱》《野原蒔絵香合》
■田口善明さん (1923ー98)
1923年東京都生まれ。
この記事の後に紹介する松田権六さんのお弟子さんになります。
植物や動物の斬新なデザインの作品が特徴と言われています。
人間国宝(重要無形文化財保持者)となりました。
●田口善国《プラズマ文青貝蒔絵六角香炉》
●田口善国《とくさ蒔絵切貝水指》
●田口善国《海蒔絵飾箱》
●田口善国《ほおずき朱金蒔絵飾箱》
●田口善国《切貝蒔絵色紙箱 花の薫》
本当に美しい作品。色も本当に美しいのですよ。
●田口義明(善明)《青貝蒔絵小箱》《蒔絵棗 金魚》《秋蒔絵棗》
手前から時計回りに
色のコントラストと、小さい作品なのでこの繊細さがとてもいいですね。
■田口義明(善明)さん
1958年生まれ
田口善国さんの息子さんで、現在は日本工芸会の正会員です
それから、
同じく人間国宝の松田権六(1896−1986)さんの作品
●松田権六《長生の器》
●松田権六《蒔絵螺鈿有職文筥》
▼上から
上から見ると、丸い花のデザインが二つあることに気がつき、その繊細さがやはりすごいですね。
■松田権六さんの記事