ワールド・クラスルーム展
アートの国語・算数・理科・社会。
のレポートの2回目。
会場は森美術館。
六本木ヒルズ、森タワーの53階です。
■会場エントランス
第1回目は6月21日の記事。
その時は日本人の若手、中堅の作家さんの作品を紹介させていただきましたが、
今回はメジャーな作家さんの作品を。
■展覧会リーフレット
■展示風景
●森村泰昌《肖像(双子)》 部分
●森村泰昌 《モデルヌ・オランピア2018》部分
マネの《オランピア》の、娼婦の裸婦像の代わりに日本人の男性に扮したアーティスト本人がうつりこんでいます。召使いもご自分で。
白人と黒人や黄色人種、人種間の問題、男性と女性のジェンダー間の問題が現れてしまいますね。
なんてなw。
●宮島達男 《Innumerable Life/Buddha CC|●●(Cを左右反転したものが2つ)ー01》
▲近くで見ると
数字が羅列しています。
数字ってなんでしょうね。
10進法って?
2進法でも、16進法でも数学は成り立つと聞いたことがあります。
もし宇宙人がいたとしても、その宇宙人の世界でも、数学の法則は同じですよね。
宇宙は数学でできているって、本当かもしれませんね。
●李禹煥 (リ・ウファン)《対話》奥 《関係項》手前
「モノ派」の有名作家。
モノって単独では存在しないってことでしょうか?
《対話》、《関係項》。二つのタイトルからそんなことが、、、、
またまた
なんてなw
●奈良美智 《Miss Moonlight》
純粋に、優しい絵。それ以上でもそれ以下でもない。
でもそれって本当に良くね。
大切な人に見て欲しい。って若い頃には思ったでしょうね。
今はちょっと違う。
色々な人に見て欲しいって思う。
●杉本博司 展示風景
●《Conceptual forms 0010》
数学の授業で出てくるような、立体模型を撮影しています。
これって建築ですね。
美術館で国語・算数・理科・社会。
人間の、世界の、宇宙のお勉強をしましょ!
学校の授業より、美術館の方が向いているかもしれませんね。
会期は9月24日(日)まで。
そうそう。森美術館、開館20周年記念展だそうです。
だから力が入っているのかもしれませんね。
最後までおつきあいいただきありがとうございました。