マティス展 @東京・上野
アンリ・マティス展へ行ってきました。
誰でも一度ぐらいは名前を聞いたことのある画家ですよね。
20年ぶりの大回顧展が東京の上野の東京都美術館で開催中です。
会期は8月20日(日)まで。
■展覧会リーフレット
●入り口脇 展覧会看板
●マティス(1869ー1954 )展に関して
アンリ・マティスは20世紀を代表するフランスの画家。色彩の魔術師とも呼ばれています。
フランスのポンピドゥセンターの作品の全面協力という言葉がピッタリの展覧会。
所蔵先を記載していないものはポンピドゥセンターの所蔵品です。
内容も絵画だけでなく、この展覧会では、彼の有名な切り絵、彫刻やドローイング、雑誌の表紙、それから南フランスのプロヴァンスのロザリオ礼拝堂の紹介までされています。
なお第4章「人物と室内」、第5章「広がりと実験」、第6章「ニースからヴァンスへ」のところは撮影できますが、他の部屋は撮影不可なので、特に切り絵の作品があるところは撮影できませんので、ご承知ください。
■作品紹介
好みの作品を紹介。
なんか綺麗で明るいものばかりになりました。
●《赤いキュロットのオダリスク》1921年
●《夢》1935年
●《ラ・フランス》1939年 ひろしま美術館
●《立っているヌード》1947年
1946年から1948年にかけて制作された「ヴァンス室内画」シリーズの中の作品。
塗り残しみたいなところがあるけれども、そこがとてもおしゃれです。
●《赤の大きな室内》1948年
「ヴァンス室内画」の最後を締めくる作品だそうです。この展覧会のメインヴィジュアルです。
●《黄色と青の室内》1946年
「ヴァンス室内画」の最初の1点。
●《女性の顔 (星柄のヴェール)L5》1942年
デッサンもあって、とてもいい感じ。
好きですねマティスのデッサン。
●『芸術・文学雑誌ヴェルブ』表紙デザイン
左 13号(1945年) 右 21・22合併号(1948年)
切り絵の雰囲気。
紹介できなかったものも含めて、とてもいろいろな作品を残していらしゃいますね。
特に切り絵の《オセアニア空》と《オセアニア海》はダントツの存在感です。
●《パイプをくわえた自画像》1919年
こんな人だったんですね。
最後になりますが、リーフレットの裏面の一部をトリミングして掲載しました。
●ロザリオ礼拝堂の映像
この映像が圧巻ですね。
もし時間があれば、ぜひご訪問を。
長い投稿となりましたが、最後までおつきあいいただきありがとうございます。