シャルロット・デュマ 「Ao 青」
を観に、六本木の小山登美夫ギャラリーへ伺ってきました。
4月8日(土)まででしたが、とても心に残った展覧会でしたので、ここに紹介させていただきます。
オランダを代表する写真家のシャルロット・デュマ。
動物をずっと撮り続けている作家です。
今回は日本の与那国島の在来種の馬の写真と少女の姿。
そして最新のインクドローイングを組み合わせた作品展。
清潔感が溢れる、本当に瑞々しい作品です。
青いドローイングが写真の中にあることで、写真も、ドローイングも引き立っていました。
話たいことはまだあるけど、言葉にすると、無粋になる彼女の作品です。
■展示風景
■作品
●馬の作品
▲部分
●手の作品
▲部分
●青いドローイング
●少女の顔
●馬の作品
▲部分
●人の作品
▲部分
●飛び跳ねる少女
●馬の作品
▲部分
●映像作品もあります
馬も人もその瞳が印象的。空と海の青も心に響きます。
青は希望の色。
会場でいただいたチラシに掲載されていた、気になるデュマの言葉。
”
動物は神話に登場したり神格化されることもあれば、労働力など実用として使われてきた事実もある。歴史の中で変化する関係性も含めて、動物を見るめることは、人間を見つめることなのだと思っています。”
「『マイ・ゼロ・ストーリー』」第8回シャルロット・デュマ、花椿、2022年)
全て人なのですね。