人間国宝 藤沼昇(1945ー)
《根曲竹花籃 春潮》2001年 ←今日の一枚のアート 一枚じゃないけど
昨年春、東京国立近代美術館の常設展にて。
●《根曲竹花籃 春潮》
竹木工の人間国宝の藤沼昇さんの作品です。
春潮というぐらいですから、生まれたての勢いみたいなモノを藤沼さんは意識していたのでしょうか?
この作品は展示室の中でとても力を放っていましたね。
柔らかくて、力強い竹の質感が素人にも感じられました。
藤沼さんは、栃木県出身。若い頃カメラマンを目指していたそうです、さらにフランスの美術館で日本美術の良さを改めて発見して、30歳前後にこの道へ進まれたそうです。努力されたんですね。
昨年の春、竹橋の近美で見て、来年の春になってもその時の事を覚えていたら、SNSか何かに載せようと思っていました。
忘れませんでしたね。