「2022 イタリア ボローニャ 国際絵本原画展」へ行ってきました。
場所は板橋区立美術館。アクセスは、池袋から東武東上線の急行か準急で約10分の成増駅へ。そこで降りたら、北口からバスに乗って約15分。
●美術館外観
●美術館エントランス
この美術館の有名企画。「イタリア ボローニャ 国際絵本原画展」を見るのが目的。
一応、館内の写真撮影は禁止なので、カタログの表紙。およびリーフレットの2ページ目と3ページ目に、小さいながらも作品が掲載されていますので、トリミングをしてご紹介しますね。
●カタログの表紙
●カタログの表と裏表紙を開くとこんな感じ
●リーフレット p2
No.1 アマンダ・ミハンゴス(Amanda Mijangos メキシコ) 「ぼくのパパは書記」
No.2 久保田 寛子(日本)「いたずらネズミの生活」
●リーフレット p3
No.3 キム・ジヒョン(Jihyoung Kim 韓国)「小さな小さなプラスチックのスープ」
●リーフレット p3
No.4 相沢 史(日本)「ミセス・オークさん」
No.5 北村 麻衣子(日本)「森のセッション」
絵本の原画展というタイトルですが、絵本になっても、いなくても構わないらしいですよ、誰でもイラストを5枚用意すれば、応募できる公募展みたいです。だからイラストレーターの登竜門的なところがあるみたいです。
●リーフレット p3
No.6 ホアン・イーウェン(Yi-wen Huang 台湾)「動物園の秘密」
No.7 高橋 祐次(日本)「消えた島」
僕的には、モナ・アーモリ(イラン)。ダーレ・ブランケール(南アフリカ)。ヒナ・モサス・モンカダ(コロンビア)が「気になるランキングベスト3」でした。画像がなくてごめんなさい。
●リーフレット p3
No.8 ポリーナ・ドロシェンコ(Polina Doroshenko ウクライナ)「アスカニア・ノヴァ自然保護区へ」
No.9 シャルロット・ルメール(Sharlotte Lemaire フランス)「のんびりくつ下とヘンテコな道」
No.10 リオール・ベン=ザケン (Lior Ben Zaken イスラエル)「「世界いち長いひげをもつ男」
それから、会場に出かけたら是非見て欲しい作品があります。ウクライナ出身の2名の作家の作品です。ガンナ・イヴァネンコ《わたしの町》と、ポリーナ・ドロシエンコ《アスカニア・ノヴァ自然保護区へ》(No.8 すぐ上の画像にあります)の2作品です。見ているといたたまれなくなります。こんな大切な日常を奪うなんて、絶対に早くやめて欲しいです。
特別展示でサラ・マッツェッティという、この展覧会で以前に賞を取った方の絵本が展示されていました。貧困という名前の生き物が、主人公の街にやってくる話です。是非これも見て欲しいな。ちょっと悲しすぎる話ですが、、、
板橋の展覧会では、数々の講演会やワークショップが用意されていました。僕が行った時も、中学生らしい方々が、バインダーを持って会場内を廻っていました。
これから巡回する西宮大谷記念美術館(兵庫)、石川県七尾美術館(石川)、太田市美術館・図書館(群馬)、などでもそんなイベントがたくさん用意されているといいですね。
中高生の女子3人といったグループもたくさん見かけた展覧会です。もちろんお子様連れのお母さんたちのグループも多くいらっしゃいましたね。もちろん大人だけの方も。
だから大人だけなら、帰りに下り電車で20分、最近人気の観光地川越へ、そこの地元グルメで昼酒も。もちろん池袋で飲んでもOK。どれでもアリでしょ。
余計なお世話ですが、8月7日(日)まで、もうすぐ終了ですよ。