2022 イタリア ボローニャ 国際絵本原画展 @板橋区立美術館 8月7日(日)まで   | akki-artのブログ

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アートや建築、ファッションなどなど。美術館やギャラリー、街の風景など、キレイと思うものをあれこれと。

「2022 イタリア ボローニャ 国際絵本原画展」へ行ってきました。

 

 

場所は板橋区立美術館。アクセスは、池袋から東武東上線の急行か準急で約10分の成増駅へ。そこで降りたら、北口からバスに乗って約15分。

 

 

●美術館外観

 

●美術館エントランス

 

 

この美術館の有名企画。「イタリア ボローニャ 国際絵本原画展」を見るのが目的。

 

一応、館内の写真撮影は禁止なので、カタログの表紙。およびリーフレットの2ページ目と3ページ目に、小さいながらも作品が掲載されていますので、トリミングをしてご紹介しますね。

 

●カタログの表紙

 

 

●カタログの表と裏表紙を開くとこんな感じ

 

●リーフレット p2

No.1 アマンダ・ミハンゴス(Amanda Mijangos  メキシコ) 「ぼくのパパは書記」

No.2 久保田 寛子(日本)「いたずらネズミの生活」

 

 

●リーフレット p3

No.3 キム・ジヒョン(Jihyoung Kim  韓国)「小さな小さなプラスチックのスープ」

 

●リーフレット p3

No.4 相沢 史(日本)「ミセス・オークさん」

No.5 北村 麻衣子(日本)「森のセッション」

 

 

絵本の原画展というタイトルですが、絵本になっても、いなくても構わないらしいですよ、誰でもイラストを5枚用意すれば、応募できる公募展みたいです。だからイラストレーターの登竜門的なところがあるみたいです。

 

●リーフレット p3

No.6 ホアン・イーウェン(Yi-wen Huang  台湾)「動物園の秘密」

No.7 高橋 祐次(日本)「消えた島」

 

 

 

 

僕的には、モナ・アーモリ(イラン)。ダーレ・ブランケール(南アフリカ)。ヒナ・モサス・モンカダ(コロンビア)が「気になるランキングベスト3」でした。画像がなくてごめんなさい。

 

 

●リーフレット  p3

No.8 ポリーナ・ドロシェンコ(Polina Doroshenko  ウクライナ)「アスカニア・ノヴァ自然保護区へ」

No.9 シャルロット・ルメール(Sharlotte Lemaire  フランス)「のんびりくつ下とヘンテコな道」

No.10   リオール・ベン=ザケン (Lior Ben Zaken  イスラエル)「「世界いち長いひげをもつ男」

 

それから、会場に出かけたら是非見て欲しい作品があります。ウクライナ出身の2名の作家の作品です。ガンナ・イヴァネンコ《わたしの町》と、ポリーナ・ドロシエンコ《アスカニア・ノヴァ自然保護区へ》(No.8 すぐ上の画像にあります)の2作品です。見ているといたたまれなくなります。こんな大切な日常を奪うなんて、絶対に早くやめて欲しいです。

 

 

特別展示でサラ・マッツェッティという、この展覧会で以前に賞を取った方の絵本が展示されていました。貧困という名前の生き物が、主人公の街にやってくる話です。是非これも見て欲しいな。ちょっと悲しすぎる話ですが、、、

 

板橋の展覧会では、数々の講演会やワークショップが用意されていました。僕が行った時も、中学生らしい方々が、バインダーを持って会場内を廻っていました。

これから巡回する西宮大谷記念美術館(兵庫)、石川県七尾美術館(石川)、太田市美術館・図書館(群馬)、などでもそんなイベントがたくさん用意されているといいですね。

 

中高生の女子3人といったグループもたくさん見かけた展覧会です。もちろんお子様連れのお母さんたちのグループも多くいらっしゃいましたね。もちろん大人だけの方も。

だから大人だけなら、帰りに下り電車で20分、最近人気の観光地川越へ、そこの地元グルメで昼酒も。もちろん池袋で飲んでもOK。どれでもアリでしょ。

 

余計なお世話ですが、8月7日(日)まで、もうすぐ終了ですよ。