久しぶりの詩吟のお稽古をしました。
先生が、教本の中から復習のために、これ、これと指示するのを、次々おさらいした。
喉じゃない、鼻の中に洞窟がある、そこに響かせなきゃと、心掛けつつ頑張ること2時間。
6冊目の教本の新しい課題は、なんと「項羽」による漢詩!に当たりました。項羽といえば、紀元前約200年前の「西楚の覇王」中国史上もっとも勇敢な武将であった人です。その人自らの詩で、内容は、
苦戦して馬も進まない。しかし、虞美人よ、君をどうしたものだろう、と詩っています。
虞美人と呼ばれた最愛の女性、「虞」は項羽の負担になってはいけないと、自刃します。
その鮮血で染まった地面に花開いたのが、虞美人草
、赤いひなげしなのですよ。
私は男女差別ではもちろん!ないけど(当たり前)自ら男女区別主義者なので、かような男と女のドラマは大好物です。あぁ、項羽、あぁ、虞美人とうっとりなりました。
、、と、先生がおもむろに紙包をだして、よりおもむろに、思いもかけない賞状を広げました。
えぇっ!なんですとぉーっ!
クラス アップですか?カッコいいっ!
これ、なんでも鑑定団に出そうか(なわけないか)、と思うほど感激しました。
お稽古は実ります。
項羽の詩を吟じた後に、この吉報!
項羽、大好き。
さすが、楚の王様のご褒美です。
そして「こんな生徒は初めてです。」と呆れながら、、今まで懲りずに、導いてくださった先生ありがとう。
次はいよいよ襲名?(なわけないか)
なんていうのだろうか?
とにかく、
峠、間近ですよ。やった!。