雨も上がり、今夜はピンクムーンと呼ばれる満月が、晴れ晴れと浮かんでいる。
それほどピンクじゃないなぁ、と眺めていたのだけど、
また、月オタクの友人からネットの情報が送られて来た。
ピンクムーンと呼ばれるのは、ピンクが春の象徴ということらしい。
そして、そのピンクムーンを超えた最初の日が、キリスト教では、ある意味、クリスマスよりも、大切と言われる復活祭となる。
人類の罪を背負って十字架につけられ、
人の子として実際に死に、絶望の究極としての黄泉に一旦落ち、復活して天に上り、
神の右腕となって、再び神にとりなしてくれる希望の象徴となったキリストを祝うのが、イースター、復活祭。
一言で言えば、どんな絶望であっても、
希望が叶えられる、希望の祭りと言っても良いのかもしれない。
小さな頃、イースターに、日曜学校で催される卵探しが楽しかった。
明日は特別な日。
卵を青と黄色に塗った。
ウクライナに希望を!
月よ。
その曇りなき銀色の面で、
どうか私たちを癒してください。
今、この瞬間も、
怖れと苦しみの中にある人々を救ってください。