春の嵐かイッツ ウィンディ トゥディ!頭の中で中学で習った英語のフレーズが流れる。外がバタバタと煩い。春の嵐か?空模様も流れる雲のせいで、明るく暗く目まぐるしい。梅の時期ももうすぐ終わる。名残惜しい。急ぎ鎌倉に行かねば。龍隠庵の住職に梅の季節に参ります、、と、告げている。梅は間に合うか。住職の柔和な笑顔が、龍隠庵の庭の梅の木と共に浮かんでくる。