幸せな窓辺へ | アキグミ

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秋吉久美子オフィシャルブログ

フランスの手芸品を集めたブティックのような
お宅にお邪魔して、
お昼をご馳走になる。


ホストの席にでかいテディ ベア?!が座っていて、
「お構いなく、、」などと如才ない。
一つ一つの小物が全部、ご自身が作られたもので、
一つ一つ 針を入れられたり、色を塗られたり、その丁重さと繊細さに感心ひとしお。
毛糸の手編み手袋も色違いでいくつもあって、手作りエプロンも重ねていくつもあって、お店かと思っちゃう。

私は家庭科の実習をあー、こりゃダメだ、と、
友達や母に甘えてやってもらって、なんて要領良いと自賛していたが。
逆に細やかな「作る喜び」を自分から奪っていたのかもしれない。

私がお邪魔するということで、イースターの飾り付けも片付けずに残していてくれた。
南向けの出窓に、
模様を描いた優しい色合いの卵が、ぶら下がっている。
彼女の心を表しているようだ。

自分を自分で幸せに出来る人って素晴らしい。