午前中 いきなり 空がバリバリ言って、
工事中のブルドーザーが、ガラスでも踏んでるのか？
っ！とビックリして、アシスタントのウガちゃんと顔を見合わした。
こんなの雷？のわけない！よね？と、
首をかしげた瞬間に凄い勢いで雨が降り出し、、
なんだか、空から恐喝喰らった気がした。
こんなに寒いのに、もうすぐ夏だなんて、
そして、
30度を超える真夏日達が、
日焼けした肌にニカッと真っ白い歯で微笑み、勢ぞろいして居並ぶのかと思うと、ちょっと待ってくれ、
地球温暖化反対ーっと、
頭の中でひとりデモ隊が叫ぶ。
でも、
昼過ぎから差したお日様に心もほぐれ、
デモ隊解散。
次の日曜日は「母の日」だなぁと、
カーネンション買ってみた。
父は「綺麗だね」と喜ぶだろう。
母は、赤いのなんか買って来て、、と少し不満顔をするだろう。
赤いカーネンションは、
私の中で生き続けている母への熱い想い。
白いカーネーションは、
死者を純粋に敬って。
きっと母は、ふーん、そう、と、少しわかったように、照れを隠して頷くだろう。
人生で喧嘩したのは1度しかない。
若者支援が大事と、とテレビを受けて言った時、
母と意見が割れた。
怒られたのは、一度
キュウリの味噌汁を不味いと言った時。
私と母は仲良しだった。
その想いを込めて、母の日を迎えよう。