雨上がりに。 | アキグミ

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秋吉久美子オフィシャルブログ

上弦の三日月の右上に、キラリ光る一番星。
昼間の憂鬱なじゃじゃ降りとうって変わった涼やかさ。
古風でもありモダンでもある、
墨と青のグラデーションの空を眺め、大きく息を吸ってみる。

バサバサと落下してくる影に、おっ、カラスか?トンビ?と思ったら、一人ぼっちの真っ黒なやや小ぶりの鳩が、歩道に着地して、トコトコ気楽に散歩?


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携帯カメラは肉迫したつもりだが、こちらを見てくれない。
やはり、気配が伝わっちゃうのかな?

代官山の電線走るハクビシン発見したり、
滋賀の田んぼで50頭余の鹿の大群に遭遇したり、
、、
山形では、家の門から覗いているタヌキと目が合ったり、、
その度毎に興奮し感動する。

人間が営む社会と、動物の世界の住み分けで、
色々問題があるけど、

私は彼らが好きで仕方ない。

世界から動物が居なくなったらどんなに寂しいだろう。

動物達が与えてくれる、懐かしく麗しい、永遠の時を共有する喜び。

もうちょい頑張って動物学者になっても良かったのにね。
生物は、学年で一番になったことあるんだよ。
好きこそものの上手なれ。

そっちの道もあったかな、と思う今日この頃。