心屋の「前者後者論」知ってる?
端的にまとめてくれてます。
(傾向なので、例外やバリエーションもありますが。)
私は前者。
後者かなと疑う余地もない前者だと思う。
前者な昔の私は行き詰っていた。
それまでぢんさんのブログや著書を読んでいた私が、
心屋塾に行こうと、マスターコースに行こうと決めた、
その大きなきっかけが、この前者後者論だった。
私はイベントやエンターテイメントの制作をしている。
一緒に仕事をしているのはエンターテイナー。
このエンターテイナーたち、圧倒的に後者が多い。
私の感覚だけど、良いエンターテイナーであればあるほど
後者度が高いように思う。
しかも、自分で後者を受け入れたエンターテイナーは最強。
↑前者後者論は知らないと思うけど、
自分にできることとできないことを理解して受け入れてるという意味。
エンターテイナーたちは舞台の上でピカピカに輝いている。
一人で1000人のお客さんを喜ばせられる。
客席のお客さんの目が、一人のエンターテイナーに釘付けになる。
いつの間にかお客さんを自分のペースに巻き込んでいる。
本当にすごい。
そんな素晴らしいエンターテイナーを私はたくさん知っているし、
そして長年仲良くしている。
でも私は常に、なんとなーく彼らの輪に入れない、
入っちゃいけない感じを持っていた。
一緒に公演をつくっていても、
お酒を飲みながらバカ話をして大笑いしていても、
パーティにスタッフでは私だけ招いてもらっても、
楽しいんだけど、楽しんでるんだけど、
ふとしたときに疎外感を感じていた。
彼らが私を敬遠していたのではない。
私たちはとても仲良くしていた。
でも、私だけが勝手に心の中で引け目を感じていた。
前回のブログにも書いたけど、
私は仕事はできる方だと思う。
機転も気もきく方だと思うし、
企画や準備や制作もさくさく進められる。
でもずっと、私のやっていることは普通のことだと思っていた。
誰でもできることをやっているだけと思っていた。
みんな簡単にできることを、
ただ「役割として」私がやっているんだと思っていた。
みんなできるんだけど、
めんどうだし、手間がかかるから、
だからそれをするのが私の役目だと思っていた。
だって、あの人たちはすごい人たちだから。
舞台の上で、大勢の人を喜ばすことができる。
たくさんの人が心をうばわれている。
私はその舞台の裏で、
彼らが仕事をしやすいように、
舞台上での演技以外に余計なことをしなくていいように、
環境をつくることが私の仕事。
それで、その輪の端っこにいることができる。
そう思っていた。
だから、ぢんさんの前者後者論は、
私のその思い込みに穴を開けた。
そう、私は知らなかった。
あの人たちはできないんだって。
めんどうなんじゃなくて、できないんだって。
本当に請求書を書くだけで何時間も必要なんだって。
劇場の申し込みをするだけで、すごいエネルギーを使うって。
公演準備をするのに何と何が必要で、何を優先しないといけないのか
頭の中でさくさく組み立てられないんだって。
あんなに舞台でピカピカに輝いているくせに、
あんなにお客さんをわかせてるくせに、
あんなにショーの中で雄弁なくせに、
私がフツーにできることができないんだって。
それまで私は知らなかった。
自分が苦もなく簡単にできること、
他の人は、すごーくがんばってやるんだって。
おもしろいな。
人のことはわかるのに。
あなたが簡単にできること、他の人はできないんだよ、って。
それはあなたの特別な才能なんだよって。
人には言うのに。
前者後者論で私は救われた。
悩んでる人を一人にしない
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