カウンセリング受けてきた 〜 私の魔法のことば | 着替えるようにぱぱっと人生を変える 生き方プロデューサー 竹内やすこ

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カウンセリング受けてきた
のつづき
 
 
カウンセラーたかちゃんからもらった、
私の魔法のことば
 
 
 
「自慢してもいい」
 
「私ってすごいんだ」
 
 
 
このことばを言ったら、涙があふれてきた。
 
このことばをもらう前に
いくつかことばがあったり、関連したことを話したりして
その上でのことばなんだけど、
それはあんまり覚えていない。
(いいかげん・・・)
 
 
 
私は25年以上、
イベントや舞台制作の仕事をしてきて、
プロデューサーと言われる立場になることも何回もあって、
自分で会社を立ち上げて15年以上つづけてて。。。
 
なのに、自分で自分を認めていなかったらしい。
 
自分で、自分のことを
すごいやん! よくやったね!って、
褒めてあげてなかった。
 
 
 
自分がやりたいって思ったことをやってるだけで、
自分が楽しいから続けているだけで、
 
おもしろいイベントや、
お客さんが喜んでくれる公演や、
いいお仕事をいっぱいしていたのに、
 
それは自分にとってあたりまえのことすぎて、
すごいこととは思ってなかった。
 
 
 
自分が苦手な分野、
得意じゃないからがんばって奮起してやったこと、
時間をかけてがんばってばんがってやったこと、
 
そこにしかフォーカスを当ててなかった。
 
 
だから、
もっとがんばらないと、と思ってた。
もっともっとがんばらないと、
自分のやりたいことには届かないと思ってた。
もっとがんばらないと
お金がはいってこないと思ってた。
もっとがんばらないと
周りの人は私のことを認めてくれないと思ってた。
 
 
 
でも、すでに私はすごかった。
 
私がやりたいと思ってつくったいくつもの舞台公演。
今もいろんなところで公演して
たくさんの人たちに喜んでもらっている。
 
私が好きでずっと関わってきたイベントのシステム。
他にもやっているところはあるけれど、
私が関わっているところが一番うまくまわっている。
クライアントさんも、演者も、気持ち良く受け入れている。
 
私がお手伝いに行く、いくつかの舞台公演。
あんまり作業することはなく、
ほとんど、いるだけの状態なのに、
いつも来て欲しいとリクエストされる。
 
そして何よりも、
私は私の好きなことを仕事にできている。
楽しいことをして収入を得ている。
パートナーも、そんな私をちゃんと認めてくれている。
 
 
今の私で、全然よかった。
これまでの私で、充分だった。
このままで、他の誰よりもすごい、いい仕事をしていた。
人間として魅力的だった。
 
やっと、私が私を認めてあげることができた。
 
 
 
 
でも、そう思うこと、
それを言うことは
自慢になるからダメと思ってた。
 
 
カウンセラーたかちゃんは教えてくれた。
 
自慢してもいいんだよ。
ってか、
自慢じゃないんだよ、
ただの報告なんだよ。
 
 
そうか、
自慢と受け取ってたのは私。
受け取る側の問題だった。
 
 
 
 
そのときはわからなかったけど、
数日後、子どもの時に親に言われていたことを思い出した。
 
 
いい気になってたら、足元すくわれる。
 
自慢したら、近所の人から何て言われるか。
 
ちょっと自分が頭いいからって、いい気になってたらあかん。
 
 
 
 
 
 
そうか、
だから私は、マスター同期の言動に引っかかってたんや。
 
その人はただ、嬉しかったこと、気づいたことを
報告しただけ。
こんなことできたよ、うれし〜い!
私、こんなすごいところ見つけたよ、ハッピー!
 
 
そうすることは自慢になるからと、
私は私にそうしてはいけないと課していたから、
それをなんの屈託もなくする人に
もやもやしてたんや。
 
その人は、私にそれに気づくきっかけをくれた。
今はとても感謝している。
その人とぶつからなかったら、
私は今も自分を認めてあげれず、
自分の問題の本質に気付いてなかったと思う。
 
 
 
 
 
私はとても運がいい人間だと思う。
 
大阪から東京に来て、
会社を立ち上げて、
特に営業活動もせずに、いいお仕事をさせてもらっている。
なりゆきで、今の自分がある。
 
 
たかちゃんにカウンセリングしてもらっていたとき、
こう言われた。
 
た「運も実力のうちなんだよ。」
 
や「うん、わかってる。そう思ってる」
 
た「やっこが運がいいのは、それも実力なんだよ」
 
や「・・・・・」
 
た「他の人に対しては運も実力って思ってるけど、
  自分に対しては思ってないんじゃない?」
 
や「うううううう・・・・」
 
た「ラッキーな流れをつかむ力がやっこにあったんだよ。
  それはやっこだからできたんだよ」
 
 
 
また涙がドバドバながれた。
 
私は、楽々できることは実力と思ってなかった。
楽しいだけじゃダメだと思っていた。
やりたいことをやるには、
嫌なこともちゃんとやらないといけないと思っていた。
自分だけに、がんばることを強いていた。
 
私はこのままでよかった。
 
言いたいこと言って、
やりたいことやって、
飽きたら途中でやめてもよくって、
楽しいことだけ選んで、
好きな人とだけつきあって、
しんどいことはやらなくてもよくって、
なりゆきに任せてよくって、
 
それでよかった。
 
 
もしかしたら、そんな私を嫌いという人がいるかもしれない。
それはしゃーない。
 
いっぱいガマンして、
いろんな枷をつくって
がんばってる私でも、
どうぜ嫌いという人は出てくる。
 
 
 
 
 
カウンセリングは予定時間を大幅にオーバーした。
もうちょっと話す?
と、たかちゃんは聞いてくれたけど、
私はなんだかぽわぽわしていて、
もう充分な気がした。
 
 
すぐ帰る気にならず、
その後、周辺をぷらぷら歩いた。
 
1月にしてはあったかい小春日和。
ぽわぽわして、そして幸せな気分だった。
この感じは前に経験したことがある。
 
 
予算がすごく少なくて、でも私がどうしてもやりたくて、
エンターテイナーに協力してもらってプロデュースした
フェスティバルイベント。
クライアントさんも、お客さんも、
関わった人全員が幸せな気持ちだったフェスティバル。
10年以上前の4月、フェスティバルの翌日、
それまで経験したことのない幸福感に包まれた、
あの感覚だった。
 
 
ああ、私は今、幸せなんだなーと感じた。
 
ビルとビルの合間から、太陽の光が差し込んで、
その光の中に自分が入っていた。
神様からスポットライトを当ててもらってる、
そう思った。
 
でも、もしかしたら、
私にスポットライトを当てたのは、
自分かもしれない。