もう何年前のことだろう
その日も仕事でイライラがピークに達し(俺はストレスが溜まっても抜きたくなる)
近くのホテルに入り何度か利用した人妻店の30歳くらいのショートカットの女の子を指名した
正直にこの時期は彼女もお店のお気に入りもいなかった時期で適当な店で適当な女を選んだ
人妻店やったと思うが
部屋に来た女は思った以上に若い見た目をしてて、実際に後で聞いたら20代前半だったとおもう。
(人から聞いた話で人妻店は普通とは反対に若い子に需要が無いので歳を上にサバを読んだりするらしい)
見た目はそこそこだが、喋りが全然ダメで若い女特有の面倒くさい雰囲気がハナから漂っていた
メンヘラ?って言うのか東京から来た、借金がある、日本中を出稼ぎでウロウロしてるとかしょーもない自分の身の上話ばっかで会話の仕方も知らんクソガキ
会話も早々に切り上げてシャワーを浴びた
ソープにいたこともあったんだと安ソープ仕込みの面白みもなんもないやり方で身体だけはそこそこ丁寧に洗ってくれてた
部屋に戻ると女はバスタオルをつけたまま我先にベッドに入った
ずーっと天井を眺めている
俺は失礼しますとは言わないがあとからゆっくり女の右側に入った
少しお互いに離れた状態で話をした
また自分のおもしろくもない身の上話だった
(ちなみに俺はそんな話でもちゃんと聞くけどね一応)
一向に始まらないので腕枕をして徐々に彼女が半身になるように抱き寄せてバスタオルを取って胸を触ったりしてみた
反応もほとんどなく気にしてない感じで女は身の上話を続けた
いい加減そろそろいいかな?的なことを伝えると
もう入れる?と返してきた
おいおい
マジか
帰りたい
なんでもええからプロの技を披露せんかいクソガキがっお前にどれだけの金と時間を費やしてんねんこっちは
とは言えるはずもなく
聞くと舐めたりとかしてもなかなかイカないし結局入れて良いかとか聞いてくる人ばっかだから
もう面倒くさいからさっさと入れてよ
とアッケラカンと言われた
もうここでチェンジする時間の余裕もなかった為
頑張ってしようとしたけど、
案の定マグロやし
ローション無いとカラカラやし
もう途中で萎えてやめた
最初から最後までイライラしっぱなしだった
ストレスを発散しに来てこの仕打ちは神様を恨むぜ無宗教やけど
もちろんこのクソガキとは二度と会うことはないし
この店も二度と使うことはない
自覚がないならすぐにやめろ
と言えない優男は
ただ、ただ、怒りを身にまといホテルを後にした
帰り道にあったパチンコでなんぼか忘れたけどボロ勝ちしたのだけは覚えてて
せめて今日のお金と時間チャージが全額返ってきたと思うことで無理くり納得させた感じだった
俺が仕事してた、と思えばええねん
時給3万くらいにはなったと思おう的な
さすらいのエロブロガー苦い思い出