人妻ハシゴ(神戸、大阪) | 大阪ラバー

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 人妻ハシゴ



とある平日の朝

俺はある港町にいた

ただの神戸三宮だが

今日はいつもと何だが違って見えた

パイ山を見ただけでパイオツの事で頭がいっぱいになる

そう、俺はあるマッチングアプリで出会った人妻と待合せをしているのだ

約束の10時まではまだ30分もある

俺はコンビニに立ち寄った

いつものガムと水を買い、トイレを借りた

お出かけ時に持ち歩き用の小さなワックスを開け少量手に取り髪の毛に馴染ませた

そして店を出てガムを噛み始めた

よしっいくか


どうでも良い話だがオレのヘアワックスは少し香料が入っていて良い香りがする

良い香りがするねと言われると「それはオレのフェロモンだよ」と答える

別に特段面白くもないがこれがオレの常套句さ



 

 



人妻との待合せ場所に着いた

顔は写真をお互いに交換して見ているのでなんとなくどんな子が来るのかわかったつもりでいた


しかし


「まあくんですか?」


驚いた


写真で見ていたより3割増しで可愛かった

俺の好き系のワンピースを着ていた


 

 



この裏切りはなかなか出会えるものではない

(反対はいっぱいあるけどね)

しかしこの嬉しさはつかの間のものだったとすぐさま俺は思い知らされることになる


軽く挨拶を済ませ、海の方へ歩き始めた

神戸の街並みは平日にも関わらずまったりしていた

なんかいつも梅田ばっか行くからか都会のガチャガチャした感じよりかは観光地みたいなゆっくり出来る雰囲気が漂っていた


なんでもない会話をひたすら試みてあることに気付いた

どうも話が発展しない

これは誰が悪いわけではないと思った

いつものように会話を進めるオレ、

彼女も普通に笑顔で相槌などはくれるのだが、

全くラリーがない‥

切り出した会話もものの1、2分でフェードアウトしていく

しかし、俺はすぐには負けなかった

まるで花火大会の花火師のように、次々と尺玉のように会話を放り込んでやった

しかし、まるで大雨の時の花火のように、その花たちが満開になる前に雨に濡れて消えていくような感じで次々と会話が殺されていく


ハーバーランドの海が見えるカフェに着く頃には既にオレの引き出しは無くなりかけていた‥


アイスコーヒーを頼んだ

彼女はアイスティーを頼んだ


「紅茶好きなんや?」

「うん」

「ストレート?」

「レモンが多いかな」

「そうなんやーオレは昔は甘々のコーヒーが好きでおこちゃまやってんけど最近はブラック飲めるようになってさーまた一つ大人になったわ」

「そうなんですね」

「あっせやせや!朝なんか食べた?甘いの好きって言ってたやん?なんかケーキでも頼もうか?」

「今はいいです」

「神戸って久々に来たけど昔から変わらずオシャレな感じやなーオレ大阪やねんけど大阪ってちょっと下品やからさーなんか神戸でデートとかちょっと緊張するわー」

「そうなんですねー」


‥‥‥‥



「あのさ、冨樫義博展行った?」


「はい?」


もうどうでもよくなった俺は

ここから無理やり幽遊白書の話しをし始めた

「髪が相当傷んでいる、トリートメントはしているか?」

もうむかつくから傷んでもない彼女の髪の毛を見つめて鴉の名台詞を吐き捨ててやった。


ここから先の話はもはやするまでもない


彼女とは二度と会うことはないだろう


12時になった俺は食事もせずに彼女と別れ三宮を後にした


1時前には見慣れた梅田の街並みに溶け込んでいた。


昔からよく行く古潭のラーメンを一人ですすった

安定の美味しさだった


それから一人で映画館に行き

ジブリの宮崎駿監督の最新作である君たちはどう生きるかを見て震えた

宮崎さんあんたさとりを開いたな、と思った

色々物思いにふけりながらブラブラしていた

と言うのもこの日はもう一つ約束があった

次の女とのアポが夕方の18時だった

午前中のイライラを吹き飛ばすかのように一人でウィンドウショッピングに没頭した


さながら学校をサボった高校生のような気分だった


全然話は変わるが最近の女の子はマジで綺麗だな

特にまだマスクをしてる子も多くてあのマスクが女の可愛さを3割増しにさせるんだ

今日は3割増しが好きだな

また少しイライラした


約束の時間に女に会いに行く

なぜか西梅田の地下の階段を上がって地上に出たところって言うわかりにくい待ち合わせ場所で会った

時間になっても来ないから電話してみたら今改札を出たところだった

繋いだまま話しをしていたら彼女が階段を上がってきたまるで付き合って数ヶ月は経つカップルのように「よっお疲れー」みたいな自然な合流だった


彼女は小さかった

めちゃくちゃ小さいけどめちゃくちゃ可愛かった

肩出しのストライプでパンツスタイル

ちょうどこんな感じ

めっちゃ似合ってた

 

 



俺の二言目が「顔可愛い」だった

「なんやそれ、嘘つけー」ってほんま昔から付き合ってるカップルみたいな会話が出来た

俺は午前中のことを思い出すと泣けてきた


これだよ


せっかく二人共時間を作って会うんだからさー

こういう楽しい時間にしないといけないよ


俺はすぐさま言ってやった

「ホテル行こう!お茶も食事もホテルで出来るから」

「早すぎーでもそういうわかりやすいの好きー」ってなってそのまま直行した


ソファで飲み物を飲んでポテトなど食べて話した

全ての疲れが吹き飛ぶほど楽しかった

カノジョはよく笑ってくれた

男を喜ばすポイントを幾つも押さえてるような素敵女子だった


「エッチしたい」って俺が言うと

「無理、恥ずかしい」とか言うけど

チューしたら目を閉じて舌を入れてくれたり

ええ女やなと思った

ちょっと胸を触ったら

「もうパンツやばい」とか言って

パンツの上から触ったら上からでもわかるくらい湿ってた。

彼女は子供がいなかった

めちゃめちゃ綺麗な身体をしてた


ここからは抑えきれなくて思う存分2人の世界を堪能できた


気が付いたら終電近くになってて

珍しく3回くらいしてた


彼女はモテると思う

俺以外にも何人かいるのかな

そんなことを考えると自分勝手に機嫌が悪くなるので立場をわきまえよう

彼女とはまた会える気がする