重松清くんの『かあちゃん』を読みました。
 
かあちゃん/重松 清
¥1,680
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仕事中の交通事故で
同乗していた上司と共に父が亡くなった日から、
母は笑わなくなった。
「お母ちゃんな……笑い方、忘れてしもうた」
何かを忘れずに生きて行くということ。
それが、親友をいじめ、
学校に行くことが出来なくなってしまった少年の
心に響く。
新たにいじめのターゲットとされた少年、
マザコンの担任の教師、
実は上級生にいじめられているいじめた少年……、
語り手を変え、
しかし何れの作品にも共通して流れるのは
「かあちゃん」の愛……。
 
 
と言うことなのでしょうが、
この「かあちゃん」の部分が弱いと思います。
タイトルにもしているのだから、
もっと思い切って前面に出さないと!
 
 
評価 ☆☆☆
 
 
これまでに読んだその他の重松清の本
 
さすらい猫ノアの伝説  ☆☆
ツバメ記念日ー季節風   ☆☆☆
かっぽん屋  ☆☆☆
きよしこ  ☆☆☆
小学五年生  ☆☆☆
気をつけ、礼  ☆☆☆
きみの友だち  ☆☆☆☆
その日のまえに  ☆☆☆☆☆
 
 
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