体の細胞のひとつひとつ
内蔵のひとつひとつは
おそらく人体の事情の全部までは把握してはいない。
 
おそらく、把握しようと思ってもいない。
 
「人体の全部」
という概念も知らないだろうし
体を動かす 私の考えというのも
おそらく知らない。
 
 
 
でも、
私がなにを考えているか知らなくても
細胞や内臓がイキイキ活動してくれていると
私はとっても助かる。
 
私の考えに興味を持つよりも
今の調子で元気にイキイキしてもらえるのがいい。
 
 
 
私はたまにいっぱい歩いて
足の皮がむけたり 爪がまるごととれたり 血が出たりする。
 
ちょっと傷んだものを
「まだいける!」と食べて
お腹を壊すこともある。
 
体内のみなさんには
いつも苦労をかけているけれど
体内のみなさんに恨みがあって
バチを与えているわけじゃない。
 
私の冒険に付き合ってもらっただけなんだ。
すまん。。
 
体内のみなさんは、いつもよくやってくれている。
 
 
 
 
私はいろいろ知りたがりだけど
私が知ろうとすることよりも
知らなくてもイキイキしているほうが
私を「いち細胞」として使っている誰かさんは
うれしいかもしれないね。
 
知りたがるのが私のイキイキなら
それは幸いなことだ(笑)
 
 
 
いろいろ、元の子もない話かもしれない。
 
でも、そういうことなんだろうな とも
思っているよ。
 
 
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私は細胞のひとつひとつは見えない。
「このへんが腕」「このへんがツメ」
という見え方をしている。
 
神さまも一人一人の個人は見えないみたい。
ある程度のまとまりになった集団や群れになれば 感知できると聞いたよ。
 
民族とか この地域の人々とかだね。
けっこう似てるな。
 
 
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そうそう!
この前 海まで歩いたあと、靴ずれみたいに 足のツメの下で水ぶくれができて、ツメがひとつ まるごとポロっととれたのですよw
痛くなくてよかった。ほっ
 
その跡地からまたツメが生えてきて、今 感動しているところ。