ハッピーに暮らすのに必要なこととして「自分を大事に」という。
 
それも分かる。とても分かる。
 
 
 
しかし、私にはとても幸せなこれ(山登り)は、「自分を大事に」という言い方・考え方をしたら 私は絶対にやらないな。
 
絶対やらない
 
明らかにしんどいからね。
すごい筋肉痛になるのも分かっているし、今も痛くてあんまり動けない(笑)
足の皮もたくさんむけてけっこうあちこちボロボロになっているよ。
「自分を大事に」という言葉のイメージと だいぶ離れているんだ。
 
 
それで、山を歩きながら「これはおもしろいお題だな」と考えていたよ。
 
「自分を大事に」だけではない、ほかの言い方・説明のしかたも 考えたらいいかもしれん。
どんな感じかなー
 
 
 
前に見た松村潔先生の動画と マズローの欲求の段階の話を思い出す。
 
 
マズローの欲求の段階の話というのは、ザッと説明すると、
 
いろんな欲求があるけれど、順番があるよね。
 
①まず生存の欲求。
②そして安全の欲求。
③安心の欲求。
④承認される欲求。
⑤自己実現の欲求。
 
こんなふうに段階があるよ。
 
たとえば、食べ物や飲み水がなくて生きるか死ぬかというときに、「占い師になって夢を叶えたい!」と考えている場合ではないよ。
 
欲求を抱いたり 叶えようとしたりするのにも、順番があるだよ。
 
という感じの話ね。(ざっくり)
 
 
 
段階の話は、グルジエフ水素だったり 進化占星術では進化段階だったり いろんな指標があるけど、
こういう観点で考えてもいいかもしれないな。
 
とにかく生存を優先したいときもある。
安心できることを優先したいときもある。
居場所がある感覚を優先したいときもある。
イキイキできていることを優先したいときもある。
 
 
 
それによって、「自分を大事に」を具体的にどんなふうにやるかも違ってくる。
 
場合によっては「自分を大事に」という言い方だと、間違いではないんだけど、優先したいその行動や状態に結びつきにくい言い方になっているときもある。
 
 
というふうに考えると、いくらか収まりがよいかな?
 
 
 
「どの自分のことを大事にと言っているか」を考えてみてもおもしろそうだ。
自分にもいろいろあるからな。
 
 
 
 
 
 
ここからはついでの話ね。
 
 
マズローの欲求の段階は「自己実現」というのが最上位にある。

Wikipediaの説明を引用すると

 
“以上4つの欲求がすべて満たされたとしても、人は自分に適していることをしていない限り、すぐに新しい不満が生じて落ち着かなくなってくる。自分の持つ能力や可能性を最大限発揮し、具現化して自分がなりえるものにならなければならないという欲求。すべての行動の動機が、この欲求に帰結されるようになる。”
 
 
 
その向こう。
 
自分でも知らない自分を知っていく・体験していく可能性。
 
そうしたときに、それまで「これが自分だ」と思っていたありようを超えていくようなことも起きてくるわけです。
 
 
自己実現 ならぬ 自己超越
 
 
これは 多方面に危ないところもあるので、私からは特にオススメすることはないです。
人からオススメされてやることでもないだろうと思います。
 
グルジエフはやっていた。
命をかけていた。
 
 
オススメするかどうかは置いておいて、
そういうのもあるよね。
 
って話ね。