昨日は漫画家の山田玲司さんのYouTubeがおもしろかった話をした。

たしか、これも山田玲司さんの動画のどれかで出てきた話題だ。




自分(作者)が考えていることを ラスボスが言う
という描き方があるという。

ラスボスというのは、ゲームやバトル漫画などで 最後に戦う 敵側のボスキャラのことね。


ラスボスが悪の権化みたいになっちゃった その理由
ラスボスが世界征服しようとしている その理由

それが まさに
作者自身が大事にしていること
作者自身がいつも思っていること
作者自身の言い分

というふうに描く。



すると、漫画の主人公たちは
そんなラスボスと戦って勝たねばならんので

作品を描きながら
作者自身が自分を超えるような
手に汗握る凄まじい緊迫感が生まれる。

作者自身も 主人公たちと共に
それまでの自分を超えていける。


そんな話があったのだ。


すげーーー!!!
と思った。



これは、私はまるで思いつかなかった。
つい自分を主人公側にしたくなる。

でも、なるほどな。

自分が主人公側だったら ともすると
“主人公たちがいいことを言っている感”で
説教臭くなりやすいときも あるかもしれない。



自分をラスボスにする
自分をラスボスだと思ってみる

これは、ほかの何かにも応用できるかもしれないな。






2023年4月に書いたおはなしでした!


前に、松村潔先生のYouTube動画で「ペイジ」「ナイト」「クイーン」「キング」などの話題だったときに、こんな話があったのを思い出したよ。

自分がなにかを成し遂げると、その成果に居座っちゃう。
それがMC。

過去の成功にあぐらをかいたり それでずっと食べていったりなど、MCの成果、社会的成功に居座り続けたりするのは、
そこからさらに変化していくこと・挑戦をやめているので、ある意味では死んでいるのと同じでもある。

のような話だった。



そう考えてみると、山田玲司さんの「自分をラスボスにする」という話は、
過去の成功にあぐらをかいて MCに居座って ある意味死んでいる自分に「そこで死んでる場合じゃねぇべや」と言って叩き起こそうとしているように思えてきた。

MCの向こうに行こうとしている感じだ。
それは、土星の向こうでもある。
土星が象徴する意識領域の向こう。

金剛心かな。





こんなことを考えて、毎日16時に過去記事を紹介しています。
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