昨日お届けした占いの中身を一部公開しますぞ。
今回の占いは、ご本人さんの話だけじゃなくて 占いの考え方みたいな話も多かったので みんなにも参考になるかなと思います
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ブログで「土星の箱」という話をしたことがありました。少し説明しますね。
私たちにとって「自分がいる」と思える場所は、大小いろいろあります。
学校とか職場とか、日本とかカナダとか、地球とか太陽系とか…
でも、「自分は太陽系にいる!」「自分は天の川銀河にいる!」とひしひしと感じながら暮らしている人って、そうそういません。
確かに私たちは太陽系や天の川銀河にいると言えるけれど、太陽系のことまで考えなくても 割と困ることなく暮らせていると感じるので、ひしひしと感じることを省いてしまうことができるのです。
この、「そこまで考えなくても割と困ることなく暮らせていると感じて、省く」というのは、土星の機能です。
省いて「私はこの学校にいる」「私はカナダにいる」「私は〇〇にいる」のように 自分が住んでいると認識する“箱”のようなものを作って、
その箱の外側のこと(太陽系とか天の川銀河とか)を忘れさせるのが土星というわけです。
その土星の外側にあるのが天王星です。天王星は箱の外の世界です。
「へいへいへい!もっと大きな世界があるぜ!」と、土星によって小さくまとまった箱を外から壊そうとするのですね。
言ってみれば、小さくまとまった常識や暮らしをぶっ壊すような係が天王星です。
(それで、「天王星はびっくりさせてくる星だ!」のように言われたりもします)
(略)
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でも、
土星の箱も やりようによってはめちゃくちゃ大きな箱も作れるから、よく言われるほど土星は「窮屈な星」という訳でもないのだね。
土星を窮屈なものにしていたのは、私たちだ。反省。
そう考えると、土星もドラゴンヘッドみたいに「封印されて悪者みたいにされている天体」みたいなところがあるね。
キロンって「傷と癒しの星」という話ばかり聞くし、私も今までそういうものだと思って占いを作っていたけれど、
「傷と癒し」というのは 壊される土星さん側からキロンを見た、ごくごく一面的に捉えた見方だったのだね。
言われてみるとなるほどと納得。
たしかにそういう軌道で動いているものね。
星占いの勉強を始めた頃に知ったことは、ごくごく一面的な解釈… ということで、間違いではないけれど もっといろいろ考えることができる。
という感じのことがボコスコあってもう大変!(笑)
でも、
「天王星とキロンが気になる」と言ってもらえたのと 私がそれにお答えする直前にこの動画を見らたのが
ものすごくいいタイミングだったと思います。
いいタイミング過ぎるw
私の占いはこういうことばっかりで
私もクライアントさんも、知るべきときに知ることができて、知らない方がいいときは知らずにいられるようになっているのだろうなぁ…という感じがするよ。
星占いのこういう見方を知らずに占いをお届けしていたことも
勉強しながらお届けしている今も
「くああ…!私はなんてたくさんのことを知らないんだ!」とけっこうめげそうな気分にもなるけれど
深くたくさんのことをまだ知らないあのときや 今じゃないと語れないことがあるのだなぁ とも思う。
今も、5年前と同じようには占いを作れないからな。
「まだまだ知らないことがいっぱい!」ということに萎縮せずにいきまっしょい!
知らないからこそできること、言えることも
いっぱいあるものね。
2020年10月に書いたおはなしでした。
こんなことを考えて、毎日16時に過去記事を紹介しています。
読んでくれてありがとう!