「自分軸」という言葉が広がったので
あれを直線状のものだと感じる人が多いのだと考えられる。


いろいろ見方を変えるとおもしろい。

直線状のものは、
近くで見ると細長い筒の可能性がある。



自分軸と呼ばれるものをとっても近くで見たら、もしかしたら筒とか円柱のような形かもしれない。

それをだいぶ離れたところから見ていると、線のように細いものに感じられる。



ほかの見方もあるよな。

そんな、見ようによっては筒や円柱かもしれない自分軸(自分筒、自分円柱)を 上や下から見たら、
それはもしかしたら円に見えるかもしれない。
上や下から離れて見たら点に見えるかもしれない。

点や線や筒や円だと思ったものも
ちょっと離れたところから詳しく見ると
ぐるぐるの螺旋に見えたりもする。
となると…
あれ?自分軸って詳しく見ると螺旋の形をしていたりするかも?
と思いついたり(笑)

螺旋となれば、「螺旋のフラクタル」も思い出される。





というふうに

軸のように感じられるとすれば、それは見方・感じかたによっては 筒や丸や点のようにも感じられるものだったりする。


星たちの動きを円形のホロスコープにしたときも、螺旋みたいな動きかたをしているのを簡略化して円の動きかたとして見ている感じだね。



自分を「軸」として捉える見方もありつつ
それを違う角度から、点のように、円のように、筒のように、螺旋のように、あるいは球のように感じることもできるよね。

みんなそれぞれ、得意な見方や 見えにくい見方がある。

それは、◯◯神の神話を考えるときに、自分はエジプト神話が馴染みやすいか 日本神話が馴染みやすいか ギリシャ神話が馴染みやすいか…というのと ちょっと似ている。


いろんな側面から見ることができる、その中のひとつの側面。



というのを考えておるので

「自分軸」が人気になるなら
 もっといろいろ「自分円」「自分球」「自分筒」「自分円柱」「自分螺旋」「自分点」「自分平面」「自分立体」みたいなのが同じくらい盛り上がってきて

「自分っていろんなふうに見えるね!」という話が盛り上がってきたら 私はそんな時流をおもしろがると思うw

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ちょっと難しい話をするよ。

↑これの「離れて見る」。点ですな。
まだ面積があるように見えるけど、点って 厳密には面積がないのだよね。


面積がない まさに「点」の状態にあるとき、「点だからこそ全部」みたいに感じるだろうなと 私は思っているのだよね。

(これは説明できません。勘ですw
でも確信めいたものを持って言っているよ)

そして、
点であり全部であると感じたあとで
「あ!全部と思ったけど、私が感じたのはある平面で見た全部だった」
「立体的に見たら、点じゃなくて線だった」
「全部だと思ったけど、まだまだ世界には 自分が想定していなかったいろんな広がりがあることが分かった!」
というふうに

それまで自分が想定していなかった違う方向に展開できることに気づけたら、
それはとてもおもしろい気づきだなぁと思うのだ。



前にこんなふうに話していたのと 同じような話だな(笑)

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自分というものに
いろんな見え方、いろんな側面があるって
なかなかおもしろいことだと思うのよね。

恒星の神さまにいろんな側面があるのと似ていて
自分まで神さまっぽいからw


そんな恒星の神さまみたいな自分を
まるで外側(地上の物質界)から眺めるように
いろんな側面があるなぁと感じる者が
なんと「自分」としてここにいるというのが
とてもおもしろい 贅沢なことのように感じる。



2021年8月に書いたおはなしでした。




この中に、『博士の愛した数式』の、その数式が出てくるんですよ。
オイラーの等式と言います。
この本でオイラーの等式について
この数式を図にすると…
こっちから見ると螺旋。
こっちから見ると円。
こっちから見ると波模様。(サインとかコサインとかのナミナミ)
という内容の図と説明があったんだ。

あれを読んだときに、「あっちから見たりこっちから見たりするのってすごい!おもしろい!」と強烈に思った。

それで、私も真似して あっちから見たりこっちから見たりしたくなるのでした。



こんなことを考えて、毎日16時に過去記事を紹介しています。
読んでくれてありがとう!