数年前に「よーし!占いを本業にするぞ!」とヘルパーの仕事を辞めたとき、絶望した。

時間に自由になったら、朝も昼も夜も布団から起きなくなったのだ。
寝過ぎで頭が痛くなってしかたなく布団から出てとりあえず頭痛薬を飲む。それはもう酷いもんであった。

「いかん。これでは占いができない!退職の意味ない!むしろ逆効果!」
ということで、目覚まし時計の代わりに魚屋バイトを始めた。



そして、先日その魚屋バイトを退職したのである。

また同じように起きなくなるかな?
それともちょっとは変わったかな?
というチェックをしたかったところもあった。

自由な時間が増えた分だけ占いに励めているとは全くもって言えないが、以前よりは随分マシになっていたのでホッとしている。

朝に起きているもんね!えらいぞ!


これは彼殿と暮らせていることが大きいだろう。
彼殿といるとごはんやお弁当を作るために起きるからな。
起きれば占い活動もできる。

今はまだ自分ひとりではここまで動けないだろうけれど、段階的に自立に近づけているのだと思うことにした。

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以前見た松村潔先生のYouTube動画のどれかで、こんな話があったのだ。


ヘリオセントリックの魚座といったら、それはもう自由度が高い。
ヘリオはジオよりもずっと高次だから ただでさえ自由度が高いのに 尚且つ自由度が高い魚座だ。

自由度が高いということは、自立の力がないとフニャフニャになってしまうということだ。

そういう意味で、ヘリオ魚座で自分を保って崩れないでいるのはなかなかすごいことだ。


インターネットで匿名だったら無法地帯のようにふるまえたり
定年退職を迎えたら なにをしていいか分からなくなったり

そういうのは、自由度が高い状態になると自分を律することができなくなるということだ。

自由度が高い中で自分を律する、崩れずに自分を維持して立っていられるというのは、それだけナントカカントカ…(忘れた)

というような話だった。



この動画を見たとき、「うわあああああ…その通りだ…!」と思った。

私は自由度が高い中で自分を律して自分で立つということが まるでできなかったのだ。


「バイトに行かねば。起きるのだ…!」のように
そういう外からの圧力があったおかげでなんとかやってこられていたのは、

言ってみればカブトムシやクワガタのように 自分の外側に殻を持っていたおかげで自分の形を保つことができていたようなものだ。


でも、その外側の殻・圧力がなかったら デロ〜ンとなっちゃう。

内側に骨を持たないと 自由度が高いところでは 全然楽しく生きられないな
と思ったよ。


ドラゴンヘッドなど成長のテーマが牡牛座に集まっている私は特にね…!自立方面に伸びしろがいっぱいなのだ。


まだまだデロ〜ンなところは多いけれど、やっと少し軟骨くらいのものが育ってきた…育っていればいいなと思う。



自由はよいものの代名詞みたいなところもあるけれど、自由を心から喜べるには 鍛錬が要るねぇ。

「デロ〜ンとしていたら本当に何にもしないまま死んでしまうじゃないか!」とズゴーンときて
なんとかしてこのデロデロ人間あすかを動かそうと必死であるよ。



2021年3月に書いたおはなしでした。



予定ではなくて、今日できたことを手帳に書き残すことを試してみている。

私はやったことをすぐ忘れるからな。
いろいろやっていても なにもできていないと勘違いしていることも多々ある。



こんなことを考えて、毎日16時に過去記事を紹介しています。
読んでくれてありがとう!