例の本を読んで
「モノだ!モノを作るべし!」
ということが書かれており、
なんとなーく 昔描いた絵を思い出した。
「帽子」
光を描くには、闇を描くといい。
そんなことをどこかで聞いて
ひたすらボールペンで まっくろけにしたのだった。
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2015年に書いたおはなしでした。
テキトーに黒く描いていたんだけど、なんとなく帽子っぽい形が浮き出て見えたので
そこからは愛用していた帽子を見ながら その影を描いたのでした。
輪郭をはっきりした線で描かない
「これ!」というものをはっきりと指ささない
目指さない 求めない
むしろ、
それではないものを
のけてのけてのけてのけて
そこに残ったものに
「ああ、これだったんだ」
というような感覚。
星占いでは星などの逆行に それに近いものを感じているよ。
そんな感じで
この「帽子」は なんだか感慨深いのです。
こんなことを考えて、毎日16時に過去記事を紹介しています。
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