昨日のブログで、気を遣うより愛を遣うという記事を書いたところですが、それとちょっと関係する話。
見返りを求めない愛からの行動を起こせるようになるには
自分自身を認めるということが必要なのではないか
と書きました。
自分自身を認める = 自己肯定感を高める
自己肯定感とは、「ありのままの自分で良い」、「自分はかけがえのない存在だ」と、自分自身を肯定的に認める感情のことを言います。
だから
わたしは何をやってもダメなんだ
どうせ私なんて・・・
という思考の方は、自己肯定感が低いですよね(^^;
自己肯定感の低い方は「でも」「だって」「どうせ」など
マイナスに働く言葉を使いがちです。
自己肯定感はが低いと、自分自身に自信がなく
人の顔色を気にしたり、
失敗をしないかと気にして行動できなかったり
いいことも悪いほうに受け取ったり
と、まあ、いいこと全然ないですよね(^^;
自己肯定感が高い人は
親からよく褒められていたり
得意分野で友人に友人に褒められたり
たくさんの友人に慕われていたり
と、「自分はこれでいいんだ」と思わせるような環境にいた人が多いです。
自己肯定感が低い人が
大人になってからどうやって自己肯定感を高めるか。
アドラー心理学の「幸せになる勇気」を読んだのですが
その中にあった内容。
自己肯定感を高めるのに人の評価を使ってはいけない
みたいなことが書いてあったんですね。
人に褒められることによって自己肯定感を高める。
これって、人の評価が変わると、ガラガラと崩れちゃいますよね。
それに、褒めてもらおうとして、自己防衛の気遣いをしてたり
褒めてもらいたくてもっともっとと際限なく求めてしまいます。
褒めてもらう事ばかり考えて行動する。依存する。
これ、しんどくないですか?
自己肯定感を高めるには、自分が自分を認めること。
人の行動には「行動した」という事実だけがあって、
その行動に対する評価は
その人の価値観というフィルターを通して
判断しているんですよ。
だから、同じ行動でも人によって評価がちがうので
言葉を変えると、マイナスがプラスに変えることができます。
消極的 → 慎重
怒りっぽい → 熱血、感情表現が豊か
せっかち → 行動力がある、判断が早い
これは、NLP心理学で使われるリフレーミングというテクニックです。
自分の評価の枠を変えるんですね。
「禅と脳」という本で、臨済宗の住職であり作家の玄侑宗久さんが
あるワークを書かれているのですが、自己肯定感が低いと思う人はこのワークをぜひやってみてください。
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自分の嫌な部分を10個ほど書いてください。
10個じゃなくてもいいですよ。
でも、それ以上は書かないでくださいね。落ちこみますから(笑
書けたら、その言葉をすべてポジティブな言葉に変えてください。
それができたら、自分の好きな部分を一つ書いてください。
今度は逆に、その好きな部分をネガティブに書き換えてください。
例) 友人が多い → 八方美人
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自分の好きな部分をネガティブな言葉に書き換えるのは、
自分ではいい部分と思っている性質が
人によっては悪く評価されることもあるということを知るためですね。
こんなふうにどんな性質も、
とらえ方でポジティブにもネガティブにもなるんです。
結局は受け取り方。
あなたのすることは、そういった性質を持つ自分をただ受け入れるだけ。
欠点のない完璧な人間はいません。
消極的な部分が嫌だと思っていた人は
消極的でだめな人間だと思っていたけど
私は慎重で熟考してから行動するタイプなんだ。
と自分を認めてください。
世の中、積極的な人ばっかりでは大変です。
ブレーキ役も必要ですから。
急に自己肯定感を高めるのは難しいですが
まずはそこから始めてみてくださいね。
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