ワイナリー探検 | あきべや☆鉄

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やってきたのはニコニコ

 

ぶどう畑ぶどう

 

ぶどうぶどうぶどうぶどうぶどう

 

木の下部に葡萄がなっていますぶどう

 

よくイメージするぶどうの木というと、このような形ではないでしょうか

この方が生産量も増えますが

養分が葉や枝の成長にも使われ、実に凝縮されないらしいです

フルーツとして食べるぶどうはこの栽培法で問題ないそうですが

 

ワイン用のぶどうは木自体を成長させず

養分すべてを実に注ぐ栽培法が行われています

毎年剪定を行い伸びた枝はすべて切り取り、これ以上木を成長はさせません

 

その為、通常のぶどうより糖度が高くなり、美味しいワインになるそうです

 

右が白ワイン用のぶどう

左が赤ワイン用のぶどう

実は白の方が甘いらしく、鳥も白ばかり食べるらしいです

 

ワイナリー中枢

 

手前右側の機械から作業開始

 

上から房のままぶどうをいれると

遠心力の要領で下部のマス目から実だけが取れるそうです

 

ワイン用の実は小さいので、このマス目で十分だそうです

 

取れた実は次に大きな機械の筒の中にいれ

内部からの圧力で果汁を絞り出します

 

筒の下に設置される機械

 

絞り出した果汁は左側出口にパイプとつなぎ

 

貯蔵層に貯めこみます

この時点で天然果汁100%

 

そして酵母をいれ、3か月ほど発酵します

 

最後にフィルターを通して、不純物を取り除きます

 

そして瓶詰、完成だそうです

 

加熱処理をしないので瓶詰後も熟成は進みます

出来立てと数か月たってからでは味が変わるそうです

 

よくスーパーなどで売られているコルク栓でない安価ワインは

最後のフィルター処理の代わりに加熱殺菌しているそうで

この場合は酵母など微生物はすべて死滅する為、味は変わりません

 

一部ワインは樽詰めし保管、熟成させているそうです

 

樽には色々文字が書かれているのですが・・・

 

なにが書かれているかわかるでしょうか

 

ちょっと意外でしたにっこり

 

H22.12.6はワインの保管開始日

ではなく

この樽が作られた日

223リットルは、作成された時に計量した時の容量

 

樽はそれぞれ微妙にサイズ、容量が異なるため

1つ1つ、正確な容量計測が義務づけられているそうです

ポイントは酒税、国税監査の対象だそうです

 

チョークで書いた21ys3が製造年と種類

2021年産のys3という品種という意味らしく

樽保管はほとんどが1年以内だそうです

 

樽によって容量が違っています

 

長期保管ワイン