映画「ゴシカ（Gothika）」

Netflixで見つけたこちらのホラー映画、怖がりなくせにホラー好きの姪っ子に訊いてみたら知ってるけど観たことはないとのことでしたが、面白そうな気がするのでこの前の休日に観てみました。

ゴシカ | Netflix

2003年、マチュー・カソヴィッツ監督作品。

出演は、ハル・ベリー、ロバート・ダウニー・Jr、チャールズ・S・ダットン、他。

車で事故を起こし、意識を失った犯罪心理学者。彼女が目を覚ますと、自身が勤務する刑務所の精神病棟に収容されていた。混乱する彼女の身に、一体何が起きたのか?

（Netflixのあらすじより）

序盤は一体何が起こったのかという謎の展開に興味を惹きつけられたのですが、中盤以降は精神病棟からの脱出劇に時間が割かれるなどストーリーがやや迷走気味で一体どこへ向かうやら…。

一応ホラーはホラーですが、どちらかというと事の真相を究明するミステリー要素の方が強い映画でした。

女の幽霊が出てくるのですが、その立ち位置が敵なのか味方なのかイマイチ不明だし幽霊が何を望んでいるのかもはっきりしないんですわ。そのため真相をどう解釈していいか判然としなくて話が分かりにくくなった気がします。

主人公が診ていた患者と幽霊の関係もよく分からんしね…。

いっその事、霊の存在などホラー要素を排除して純粋に真相究明ミステリーにしてしまった方が分かりやすくて良かったような気もします。

つまらなかったわけではないですが、せっかくのアイデアを生かしきれてないというか、もっと面白くできそうな気がするだけに少々残念な映画でした。

面白かったら姪っ子にオススメしてやろうかと思っていたのですが、そこまでではなかったです。苦笑