横浜とTHE STRIKESとHARISS | 365days DIVING!!!

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AKIRA WILSON Official blog

今日は久しぶりの横浜。

Three Taller Hatsジュンくんのお誘いで

先日レコーディングにお邪魔させて頂いた

THE STRIKESのワンマンライブに行ってきた。

 

横浜でライブを見るのはいつも新鮮なんだよな。

92年にTHE ROCKATSが初来日した時とか

最近だとZepp横浜のthe pillowsとか。

割と近場で旅行気分が味わえる。

 

そんな事を思い出しながら久しぶりに

横浜は関内の街を散策した。

とは言っても僕の散策は

レコード屋巡りしかないんだけどね。笑

 

まずは関内にあるDISC UNIONに行ってみた。

東京以外のUNIONは滅多に行かないので

じっくりDIGった甲斐が会って収穫あり。

この収穫はまたの機会に!  


歩いてるとなんか見覚えあるなぁと思っていたら

神奈川県庁本社。

昔ここでMVを撮影したのを思いだした。

うわー懐かしいなぁ。

SIDE-ONEの「WELL IT'S ALLRIGHT」。

寒い冬に県庁をバックに歩道で演奏したっけ。



そんな事を思い出しながらいよいよ会場へ。

関内はベイエリアならではの風情ある建物が多くいい雰囲気。



ライブハウス風鈴は横浜赤レンガ倉庫の近くで

大桟橋埠頭の手前にある波止場会館という建物の1Fにある。



まさに横浜ならではのライブハウスで

雰囲気最高だわー。

 



THE STRIKESにそれこそお似合いの場所だし、

やっぱりこういう所をチョイスするのは

流石お洒落だなぁ。

会場も満杯。異国情緒漂う雰囲気で

東京のライブハウスとは一味違う。


実は本日のライブ主催はザ・ヴィーナスの歌詞を書いていたり、シャネルズにも関わっていたり、UP BEATと言う伝説のロックンロール雑誌にも記事を書いていた松島のあこさん。

ヒルビリーバップスもデビューのころからライブを見ているロックンロールを知り尽くした方なので流石チョイスが間違いない。

ジュンくんからご紹介して頂いたんだけど、

当時の色んな話しをもっと聞きたかった!


松島のあこさんが昨年僕も見に行ったリュウタさん主催のライブで初めてTHE STRIKESを見て、こんなカッコイイバンドを知らなかったなんて!

と感激して今日のライブブッキングになったらしいのです。

 

そう言えば丁度1年前の 6月に

『THE STRIKESとブリティッシュ・インヴェイション』っていうブログ書いたっけ。

 

 

その時にも書いたけど、

THE STRIKESは本当に貴重なバンドで

50年代のロックンロールをこよなく愛しながら

1970年から1980年代にティーンエイジャーを迎えたんだけど、パンクとかロックとか日本の歌謡曲とかをほぼ聞かずに50年代のロックンロールで育ったので自然と60年代ビートグループ勢と

同じ地点に立って曲を書いて演奏しているという

類まれな日本のバンド、

それが『THE STRIKES』なんだ。

 

だから曲の感じを聞いてみるとわかるんだ。

3コードのロックンロールもいいし、

メロディアスな曲もいい。

POPな曲は4コードを中心にした

シンプルな進行に主にAメロ、Bメロだけで構成された楽曲。

 

そのPOPさがいわゆる

リーバー&ストーラーとか、

ポーマス&シューマン、

ゴフィン & キングだとか、

マン&ウェイル、

エリーグリニッチ&ジェフバリー、

などの50年代中期から

60年代の前半にかけてヒットした

コーラスグループや

ティーンポッパー達の曲を書いた

作曲家チームに

影響を受けたと思われるPOPSの構成なんだ。


The Coasters / Yakety Yak ( リーバー&ストーラー )

Little Eva / The Locomotion ( ゴフィン & キング )

The Crystals / Da Do Ron Ron (エリー・グリニッチ & ジェフ・バリー)

 

日本でも60〜80年代前半までのアイドルの曲はアメリカンっポップスを元に作られてる曲が多くある。

松田聖子/ 風立ちぬ (松本隆 / 大滝詠一)

アンルイス / リンダ (竹内まりや)

 

今の時代にこういう曲を作る人やバンドって本当に少なくなった。

大滝詠一さんはこういう所を本当に細部まで研究して曲を作っていた人。

だからとても貴重な存在だったんです。

 

だからTHE STRIKESも奇跡的で

貴重な存在なんです。

こういう曲はなかなか作れないんだよー。

シンプルであればあるほど作るのは難しいんだ。

そんないい曲を作りたいと僕AKIRA WILSONもいつも考えてるんだ。


とにかくそんなTHE STRIKESのワンマンライブは最高でした。なんて言うかな。

メンバー全員が東京は四谷の不良仲間で

一体感が半端ないし、色んなところにロックンロールのエキスがちりばめられているし、

なんせ曲がいい。

アンコール最後の曲はこの間僕がレコーディングにコーラスで参加させて頂いた新曲の

「Howdy Cloudy」

なんか聞いてたら胸が熱くなった。


この新曲はアナログ盤で11月くらいに発売するそうなので僕も楽しみにしてます!

いつかHARISSで対バン出来たら最高だなぁ!



最後にライブを見に来ていた

ザ・ヴィーナスのギターJIMMYさんとパシャリ。


そんなTHE STRIKES先輩に刺激を頂いたHARISSのワンマンライブが8/24(土)下北沢CLUB Queにて開催されます!

今日も色々ヒントを頂いた。

いいライブになると思うから絶対遊びに来てね!

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2024 / 8 / 24(土)@下北沢CLUB Que 

CLUB Que 30th anniversary oneman series 
HARISS ワンマン「TEENAGE FUN CLUB」

17:15 開場 / 18:00 開演 

前売 ¥3,500 / 当日¥4,000(1D¥600別)
 

【出演】

HARISS 
DJ : 大貫憲章(LONDON NITE)

 

Ticket

 Que店頭 

一般発売 5月25日(土 ) 

 

 

 

下北沢CLUB Que https://clubque.net/
〒115-0023 東京都世田谷区北沢2丁目5−2 下北沢ビッグベンビル B2F 
問い合わせ OFFICEQUE 03-5433-2500