モコモコグラフィティとBLACK CATS | 365days DIVING!!!

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AKIRA WILSON Official blog

先週1月27日(土)、岐阜県中濃地区のコミュニティFM、FMらら(76.8MHz)の
毎週土曜日13:00〜14:00に放送されるオールディーズ音楽番組、

「モコモコ グラフィティ」にてまちだガールズ・クワイアと

AKIRA WILSONをオンエア頂きました!
MCのまーしーさん、ゆーこさん、そしてこの日ゲストの鳥居さん、

本当にありがとうございました。

 

「モコモコ グラフィティ」との出会いは

2017年にAKIRA WILSONで1st ALBUM『ADVANCE』の

レコ発名古屋ライブに行った際、そのライブを見にきていた鳥居さんが

AKIRA WILSONを気に入ってくれて是非ラジオでかけさせて欲しいとなり

オンエア頂いたのが「モコモコ グラフィティ」でした。

 

 

鳥居さんは楽器メーカーGuyatoneの職人さんで

色んなエフェクターやギターを開発、製作している音楽大好きな方なんです。

MCまーしーさんとは、ある席でエルヴィス話が盛り上がり仲良くなって、

一緒に番組にも出るようになったらしいのです。

 

2017年のAKIRA  WILSON 1st ALBUMもオンエア頂いたのですが、

2021年に出した2nd ALBUM『Build Sounds』は7週に渡り全曲オンエア頂き、

丁度、コロナ禍でのリリースでライブが出来ない状況だったので

本当にありがたかったのでした。

 

MCまーしーさんはオールディーズへの造詣が深く、

いつも音源をお渡しすると、真摯に聴いてくださり的確な感想を頂けるので、

本当に音楽を心から愛している方なんだと思わされます。

なのでまーしーさんから褒められると本当に嬉しいのです。

 

そして今回、まちだガールズ・クワイアの新作も気に入って頂き、

AKIRA WILSONを2曲、まちだガールズ・クワイアを3曲オンエア頂きました。

まーしーさんのブログにこの日の事が書かれてるので是非チェックしてみて。

改めて、まーしーさん、ゆーこさん、鳥居さん、本当にありがとうございました!

 

 

「モコモコ グラフィティ」は岐阜県中濃地区のコミュニティFM、

FMらら(76.8MHz)の毎週土曜日13:00〜14:00に放送されてます。

オールディーズ好きな人はサイマルラジオで

リアルタイム聴取出来るので是非チェックしてみて!!

 

 

そして先週1月24日(水)、ショッキングなニュースが飛び込んできた。

BLACK CATSのオットーさんが亡くなった事という訃報だ。

 

 

僕がBLACK CATSを初めて聴いたのは中学1年の頃、

当時、町の溜まり場になってた先輩の部屋でだった。

『CREAM SODA PRESENTS』と『VIVIENNE』。

多分、VIVIENNEがまだ出たばかりの頃だったと思う。

 

COOLSが当時1番好きでいつも聴いていたので、

最初はセイイチさんの歌い方に違和感があった。

まだサン時代のエルヴィスを知らない中学1年生は

ヒーカップや低音で声を振るわせるマンブリング唱法が

なんだか、女性っぽく感じた。

 

ただ、当時リーゼントのバンドって結構多くいて、

横浜銀蝿が売れていたし、紅麗威甦、嶋大輔、ミッキー、

COOLS、シャネルズ、などがいた。

その中でも、BLACK CATSのリーゼントとファッションの佇まいは

子供ながらになんか他と違うカッコ良さがあると感じていた。

 

その要因にはCREAM SODAの存在も大きかった。

ファッションもそうだけど、グッズやキャラクターに心奪われた。

あのドクロマーク、ティミー、エスミー、すべてが大好きで沢山グッズを集めた。

中学の頃は仲間達を集めて通販をよくやってた。

財布にドクロのタグを付ける発想ってのを考えた山崎社長は天才だと思う。

 

 

そしてそこから『HEAT WAVE』の登場。

このALBUMのA面1曲目の『もう一度だけランデブー』と

B面1曲目の『I・愛・哀』を聴いた時の衝撃。

この曲を聴いてセイイチさんの歌い方はもう気にならなかった。

むしろその歌い方の意味が感覚で腹落ちしたような気がした。

 

一度だけガレッジパラダイス東京に行った事がある。

中学3年の頃、家族で埼玉の親戚の家に旅行した時だ。

兄貴とユウジと親戚の子でキャットストリートを探しながら店に辿り着く。

入り口前にはハーレーが止まってて、

そこにはおそらく本多さんがまたがっていたんじゃないかなぁと思う。

 

その本多さんらしき人が怖くて中々お店の中には入れなかったんだけど、

兄貴と勇気を振り絞ってお店に入ると、『いらっしゃい』と

声をかけてくれたのがオットーさんだった。

そしてレジにはセイイチさんが立っていて僕はもう緊張で何を買ったか覚えていない。

 

 

何回も雑誌で見た憧れのガレッジパラダイス東京の買い物は

あっという間に終わってしまったけど、その時のお店の雰囲気を今でも強烈に覚えている。

そして購入したグッズを入れてもらった茶袋が

VIVIENNEの顔の見た事ない茶袋だったのがめちゃくちゃ嬉しくて

帰ってから部屋の壁に飾っていたのを思い出した。

 

その後、高校卒業し札幌に出た18才の頃、

BLACK CATSのベーシスト、中村元さんの元でバイトする事になる。

元さんからPOLE CATSやROCKATSのTAPEを録音してもらったり、

東京時代の貴重なBLACK CATS話を聞かせてくれたり、

色んなお店に連れて行ってくれたり、お酒を飲んだり。

 

とにかくみんなで楽しむのが好きな人で世話好きな人だったなぁ。

札幌に馴染めなかった僕が札幌を楽しめるようになったのは

元さんのおかげです。

 

 

その後、20才でSIDE-ONEを結成して上京。

24才の頃、KRAZY BEATのハウスバンドをやっている時に

CREAM SODA音楽出版からデビューの話があり、

何度かPINK DRAGONに伺い本多さんとお話しさせて頂いた。

 

結局、SONY アンティノスレコードからデビューすることになったんだが

その時にDRAGON CAFEで料理を持ってきてくださったのはオットーさんだった。

 

直接、お話ししたりする事はなかったんだけど、

僕の中のロカビリーにBLACK CATSとCREAM SODAの影響は多大で、

日本におけるロカビリー普及貢献度は本当にナンバーワンだと思う。


そして、僕が思うロカビリーの魅力はやはりどこか中性的な色気の部分だと思ってる、エルヴィスもブライアン セッツァーもセイイチさんも宮城くんもみんな持ってるんだよなぁ。

 

オットーさんとセイイチさんがやはりBLACK CATSの顔だったと思うので

その御二方がもうこの世にいないというのは何か寂しい限りだし、

一つの時代が終わったんだなぁという想いがあった。

 

オットーさん、今頃ギリさんとセイイチさんと山崎社長と伴さんに再開している事と思います。

本当に僕らにロカビリーを教えてくれてありがとうございました。

心よりご冥福をお祈りします。

 

 

そしてそんなBLACK CATSから影響を受けたHARISSのライブが

2/24(土)新宿LOFTで開催されます。

BLACK CATSから頂いたロカビリーを

自分のフィルターを通して表現したロカビリーがHARISSだと思ってるので

そんな瞬間をみんな見にきてね。この瞬間はこの瞬間しかないので

是非見逃さないで遊びにきて頂戴な!

 

photo by Masashi Yukimoto

 

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2024/2/24​(土)新宿LOFT
Rock By Nature 15 / 60
~ISHIKAWA BD NIGHT~
OPEN/START 18:00/18:30
charge:Adv/Door ¥4,000/¥4,500(D別)

LIVE : HARISS / Radio Caroline / THE REDEMPTION / 鉄人(高野哲+照井仁) 
DJ: ISHIKAWA 

 

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