
岩手県住田町に到着。やっぱりセーターを持ってきてよかった。冬の様な寒さはないもののまだまだ冷んやりしてますね。住田町でも町のケーブルテレビを活用して来月からいよいよ住民自身が伝える番組がはじまります。今月から本格的な番組づくり態勢に入りました。テレビが生まれてから60歳になった今年、色々な意味で住田の動きは全国各地の地域活動にとって重要になるはずです。

岩手県住田町に到着。やっぱりセーターを持ってきてよかった。冬の様な寒さはないもののまだまだ冷んやりしてますね。住田町でも町のケーブルテレビを活用して来月からいよいよ住民自身が伝える番組がはじまります。今月から本格的な番組づくり態勢に入りました。テレビが生まれてから60歳になった今年、色々な意味で住田の動きは全国各地の地域活動にとって重要になるはずです。

岩屋まつりは本当に楽しい。
昨日一日Facebookにてできるだけアップしょうとしましたが結果を見るとわずかしか出せていません。朝7時半の集合、即、神社では中高齢者のみなさんが祭の準備をします。毎年「取材しながら手伝って」いますが今年は「手伝いながら取材する」という住民ディレクター本来の一日になってしまいました。それだけ若手が減っていることと土曜日はサラリーマンが出勤であることによります。
しかしそのお手伝いをする中で神輿の組み立て方や紅白の紐のくびり方などを覚えることも楽しいものです。神輿の台の裏側に木の棒でくさびを打ち込んでいる組み方など日本人の独特の知恵を見ます。まさに「暮らしの知恵を受発信し生活を豊かに創造する」住民ディレクターの主旨そのものの発見が続きます。発信すべきこと山積みの一日です。
祭が始まると広場ではイベントが神社では古式ゆかしい神事のあと暴れ神輿と子ども神輿が村を練り歩きます。昔は役場があった大行司まで往復していたというほど賑わったようです。と書いていてまどろっこしいのはこれはやはり動画の世界だからですね。東峰村の皆さんには明日から早速「とうほうTV」で見ていただけますが、村外の皆さんにはとうほうTVのホームページでちょっと遅れますが見てもらえるようにします。そうそう今は昨年の岩屋まつりを動画で紹介しています。どうぞご覧ください。
今日もいい天気です。今日は山伏たちの護摩焚きがあります。これが実に見応えのあるものなんです。そろそろ出かける準備をします。

昨日の夜から先ほどまでずーっと苦手な事務書類作成、機材点検管理と続きとうとうごはんも食べないまま夜を迎えました。やっとほんわか椅子に座り晩ご飯のことなどを考えているとすっかり忘れていたことを思い出しました。きょうは八百万人事務局長高橋明子さんの誕生日です。
いくつになったかは定かではありませんがここ数ヶ月でより一層逞しくなったことに間違いはありません。そもそも高橋さんとは最初は日経新聞社の地域情報化大賞の受賞候補として推薦してもらっていたところからのご縁です。当時彼女は家庭、仕事、そして大学院生で住民ディレクターについての論文を書くために東京、熊本、全国各地と随分と追っかけられたものです。
そしてついに論文を完成させた後、本人が自ら住民ディレクターの生き方を始めます。それから東京商店街グランプリに輝いた「千客万来!教会通り物語」を一緒にプロデュースするなど実戦で実地で鍛え上げていきました。そして高橋さん自身の起業でもある一般社団法人八百万人の事務局長として現在に至ってます。
育児、子育て、家庭に基本を置き、社会起業まで実現する女性は増えていますが高橋さんの場合はひとつひとつがこれまでにない新しい動きを創ること、そこから価値を生み出し、お金にすることが求められていて並大抵のことではできるものではありません。しかしこの起業が社会事業としてきちっと成り立つ時、女性だけではなく様々な立場にある人達の仕事への可能性が大きく開かれると感じています。
「ITで開拓!人、大地」という八百万人の理念は高橋さんの理想の暮らしを表現したものでもあるのです。間違いなく今日は良い誕生日になっていることでしょうがあらためておめでとうございます。そして今からが本番です。
@東京商店街グランプリを受賞した荻窪教会通り商店街。マイクを持つのが高橋明子さん。

昨日、とある所で見た東日本大震災の写真展。「あれっ!・・やってるわ!」と思わず見入ったのがこの写真でした。津波で流された南相馬市の山田神社の仮社殿を熊本県人吉市のみなさんが寄贈して一緒に設置したという話。
なぜわかったか?というと仮社殿を担いでいる人達は人吉球磨の入り口にどっしりと鎮座されている青井阿蘇神社の宮司とその仲間です。記事ではいまだに宮大工等の養成をする伝統建築コースをもっている球磨工業高校の生徒たちが一緒にやってきています。いやーホントに「やってるわ!!」でした。やっぱりあの人達なら!と本当にうれしく感じました。
わたしも実は昨日はその東日本大震災の関係で動いていましたので大地に足を踏み込み、身体を運んで現地の方々と一緒に動いている姿に全面的に共感しましたし、「やっぱ人吉だわ!」とあらためて素晴らしく人のいい人達が住む「人良し」「ひとよし」、「人吉」の顔ぶれが身近に感じれました。
本当に他者のために働くということをわたしは人吉の皆さんに身体ごと鍛えていただきました。大先輩の大先達ばかりです。ブログを書いていてついつい球磨焼酎に手をやってしまう今夜です。

新宿に着いて少し時間があるので大きな荷物を持ってあるところを探していたら何とか行き着きました。何とも世間は狭いという話しですがちょっと前に熊本のあか牛のことをやってるHさんが訪ねたようです。こういうスペースが東京だけでなく全国にいっぱいあるとおもいます。お互いの企画を実現する関係性を創れたらとても面白いことになっていきますね。
@コワーキングスペース TRAVELERS Coworking
テレビ創世記のプロレスファンなら誰だって知っていた吉村道明。力道山というヒーローを盛り立てる脇役と言っていいでしょうが放送時間ギリギリになると力道山よりも注目を浴びる一瞬がありました。
悪役外国人レスラーの反則凶器攻撃に血まみれになりながらも時間ギリギリで奇跡の回転エビ固めで大逆転!!!!!。当時のプロセス少年たちは歓喜したものです。わたしは当時その一人でした。そして三菱の掃除機がリングを掃除します。日本テレビのゴールデンタイムは三菱電機提供でした。謎の多い力道山に比べ吉村道明はわかりやすい最も日本人好みの忍耐、忍耐、爆発!勝利という格好の脇役でした。
さてなぜ吉村道明のことを書いているかと言えば我がお仲間で八百万人の事務局長高橋明子さんにつけたニックネームが吉村道明です。陰陽師の原作者で作家の夢枕獏さんの格闘技伝によると格闘技で最も強いのはレスラーだということでこれはわたしが考えていたこととピッタリ来ました。一撃、一瞬勝負なら他に強い格闘技はあるのですがレスラーは打たれ強く何度も何度も立ち上がってくる、ある種柔らかく強靭な肉体保持者です。一撃勝負の側はその繰り返し繰り返し立ち上がるタフさに参ってしまう(というのは夢枕さんは言ってないかもしれません。わたしの自説かも?)のです。
高橋明子さんは平成の吉村道明かも知れないな?とふっと閃いたのはもう数年前です。男ならいるんですが女性で吉村道明はありえんでしょう?!とおもってましたが・・・。八百万人という個性と自由を尊重する緩やかなネットワークは事務局長の打たれ強さで何とか日常的な人間関係が結ばれていっています。本音を語り合える場を創っています。
@八百万人はこちら
@吉村道明を見たい方はGogle画像を検索してみてください。リングサイドで血まみれの吉村や輝かしい力道山、猪木で溢れています。

久しぶりに天草エアラインに乗りました。色々と発見があり面白かった。やはり田舎の飛行機!?ということでいいことがいっぱいありました。多分このプロペラ機の定員は40名程です。乗員は2人、何ともこじんまりしたアットホームな感じの飛行機です。驚いたのは3回も機内サービスがありました。
1回目は天草のエビ煎餅がくまモンのお手拭きと一緒に配られました。2回目には天草みかんのパック入りジュース。そして3回目はのど飴でしたが約1時間のフライトでスチュワーデスが3往復できちゃうサイズというのも天草エアラインの特徴でしょう。途中前の席のじいさんが腰が痛くて座席をずらして座っていましたらスチュワーデスさんが何かとお世話して最終的には最後列の青年と席を交替してじいさんは横になって熊本まで行けました。
天草−熊本、天草−福岡以外に伊丹ー熊本間を飛んでいます。フライトコースも意外と良くて阿蘇外輪山がゆったりと見渡せる距離を飛んでました。小さくてもキラリと光る村づくりの東峰村と同じく小さいからこそ機動力があるというメリットが今の時代は大きいなあと機上で考えていました。

岩手県住田町に毎月通ううちに着々と中心が決まりその中心にしっかりとした逞しいメンバーが集うようになりました。そして一度決めたら玩とやり続ける住田気質があります。今日は車の中で横澤さんと町民手作り番組のタイトルの話をしていたら「ゆいっこ」という言葉が出てきました。
「結」はついこの前のギネス世界記録をとった福岡県0946朝倉地域の合い言葉でした。時を同じくして東北でも「結」の精神がはっきりしてきました。元々皆さんに大胆に交流する力がありますので本当の中心が決まれば想像をはるかに超えたパワーが湧き出します。特に今回は80歳以上の方ばかりが登場しましたがそのお元気なこと!ビックリする程若々しい方ばかりでした。
そしていよいよ住田の秘めたるパワーの源へと次回以降は歩き始める感じです。写真は今回泊めていただいた民宿の昭雄さん宅の玄関です。おもてなしの心が結構派手に出ているのでおもわず微笑んでしまいました。大胆で豪快、そして可愛らしさが同居している住田のひとびとは人間的な魅力に溢れています。

3・11直後から構想、提案していた東日本被災地での住民自身による情報受発信基地づくりがきょうから本格的に岩手県住田町ではじまりました。住田町は三陸海岸から内陸部に入った中山間地で震災の被害もあまりなかったのですが大船渡市、陸前高田市などの被災地と同じ気仙郡で後方支援基地としての役割を当初から果たして来ました。
林業日本一を目指していて町の木材で作った仮設住宅を被災者に町独自で提供したりして注目されました。昨年夏頃から東日本被災地全体の情報受発信基地を目指すべくわたしもボランティアとして入り込み、態勢を整えてきました。そしてまずは住田町のまちづくりと情報受発信態勢を整えないと東日本全体に貢献できないと地元ケーブルテレビでの住民番組制作を構想し約半年かけてやっと今日から実質スタートしました。
実はご縁があって数年前から住民ディレクターを養成してきましたので基礎があったこともありここまでやってきました。明後日までに第1回の住民番組をみなさんで作ります。そろそろ今から打ち上げになりそうです。

スペシャルオリンピックスというのを知ってますか?知的障がいのある人たちに日常的なスポーツトレーニングと、その成果の発表の場である競技会を年間を通じて提供し、社会参加を応援する国際的なスポーツ組織で、日本では熊本からはじまりました。そして始めた人が写真右の中村勝子さんです。(左はNPOくまもと未来の副理事長澤啓子さん)
今日はNPOくまもと未来が制作協力する熊本市のケーブルテレビの番組「使えるTV」のゲストでしたが実はスタジオに中村さんのご自宅をお借りしました。ここは普段はお花の教室ですが中村さんは知的障害の子の新体操の練習場としてこの教室をトレーニングルームとしても設計しました。 そしてここで育てた女の子が世界大会で銀メダルに輝くのです。
今日はわたしも初めてお会いしてその発想の豊かさと実現力の逞しさを約1時間お聞きして本番の15分を収録しました。面白いです。男性ではなし得ない生活力に溢れる企画力、実戦力、そして未来の子どもたちの育成をしっかりとやっておられます。先日亡くなられた球磨郡の愛情漬けを開発された山北幸さんに通じる子どもの未来のためにが見事に共通しています。
今は「使えるTV」でまずは発信していますがこのような「人間にとって」、また「生活にとって」大事なことを全国の多くの方にお伝えできる様な新しいメディアが必要になっています。住民ディレクターはその役割を担う人材ですが熊本ではNPOくまもと未来が春からは活発に動きはじめます。今日はその宣言のような番組のスタートでした。