稚内の駅舎は、以前訪問した時と様変わりしていた。
ふむ。
ここから乗車するのは札幌行きの特急サロベツ号。
ダイヤ改正後も特急サロベツ号の運転は継続されるが、車両はキハ261に交換され、札幌〜旭川間の運転は取りやめとなる。
オホーツクのキハ183を、サロベツで使用されている状態の良いキハ183で置き換える為なのだが、いかんせんサロベツ用のキハ183が少ないため、今回のダイヤ改正では一部便の札幌乗り入れを廃止するという苦肉の索を取っているようだ。
どうにかなんないのかな、JR北海道の状況は。
札幌から到着したスーパー宗谷1号。この列車が回送されたあと、サロベツ号の入線となるようだ。
サロベツ号はモノクラスサービスの3両編成だ。
モノクラス編成だから車販準備室を設けられなかったので元から車販営業はない。
札幌までは6時間近い長旅となるので、宗谷特急に乗る際は、飲み物や駅弁を忘れずに仕入れたい。
キタ!
やっぱりキハ183はイイな。昨年から札幌方にはスラントノーズの0番台が連結されるようになった。キハ183による晩年の特急サロベツ号の貴重なシーンになるのだろう。
自由席はこんな感じ。JR化後に一度リニューアルされたままだ。
指定席車両はキハ261系登場に合わせてリニューアルされた内装で比較的新しい。
窓下にコンセントが装備されているのが特徴的。
定刻で出発。
稚内を発車すると、丘を上がり太平洋を眺めつつ、湿原地帯へ南下する。
名寄あたりまでは、車窓風景に変化があり楽しい。
サッポロクラシックと共に稚内で仕入れた弁当。
こんな感じ。
三宝めし¥1,150。いくら、カニ、うに。いかにも北海道な弁当だよね。
値段も手頃で、酒の肴としても優秀な弁当でした。
天候にも恵まれ、定刻で旭川に到着。
旭川からも結構乗車がある。結構入れ替わった感じだね。
定刻通り札幌に到着。稚内から5時間半、じつに乗りでのある列車だった。
キハ183の活躍は今しばらく続くと思われるが、いよいよ最終章だ。