日本のコロナ対応が遅れているというウソ | 猫の遠ぼえ『次の世代に残したい日本』

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やっと明るい未来を語る政治家が総理大臣になりました。しかし、闘いはまだまだこれから。子や孫が希望を持てる国になることを願うおやじです。

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ネットでは、わが国はG7の中で感染者数も死亡者数も圧倒的に少ないことは常識だ。
しかし、安倍政権を叩きたい特定マスコミの手にかかると、欧米各国がうまくやっているのに日本は後手後手に回っていることになる。

先日も暇を持て余したサークル仲間の一人がメールを送ってきたが、女性が首相の国はうまくやっていると書いていた。テレビが安倍はダメダメでメルケルを見習えとやるから、そう思い込んでいるのだ。

そこで、データを付けて「そうでもないみたいですよ」と返信したが反応はなかった。
納得したらそう言ってくるはずだから、無視された形である。
やはり、テレビの影響は大きいのだ。

もっとも、ネットだから事実が事実として認識されているとは言えない。
反日、反安倍の連中のニーズもあるから、蓮舫などのねつ造ツイートにもたくさんの”いいね”が付く。

そして、それは外国メディアも変わらない。



一流メディアのはずのニューズウイークも実態は”フェイクニューズ”なのだ。
毎日のように日本の感染者数より多い死者が出ている国々を引き合いに「日本はコロナ危機ではなく人災だ」「日本は対応が遅れている」とやっているのである。

このツイートが巧妙なのは、大勢の人が亡くなっている事実を「大きな犠牲を払いながらも」のひと言で済ましていることだ。それどころか、大勢の人が亡くなってもいいから、日本は早く経済活動を再開しろと言っているようでもある。

たしかに、日本のように”一人でも多くの命を救う”という考え方を捨てれば、多くの犠牲者と引き換えに経済活動をより早く再開できる。しかし、以前にもご紹介したように、わが国のコロナ対策の基本的な考え方は次のようなものだ。



急速な感染拡大が起きれば治療対象の選別(トリアージ)などにより死者は増える。
わが国はそれを避けるため、様々な施策と多くの国民の協力により感染拡大を抑えてきた。それは治療薬やワクチンの登場を待つための時間稼ぎでもある。

だから、上記の図のとおりに意図的にピークを後ろにずらしてきた。
このように、みんなが我慢することになっても、少しでも多くの命を守ろうとするのが日本の考え方なのである。

”フェイクニューズ”はそれが分かったうえで、敢えて上記のような批判をしているのである。ゴールデンウイーク明けに緊急事態宣言が全面的に解除にならないとなれば、日本のメディアも一緒になって「日本は対応が遅れているー!」「人災だ―!」と騒ぐだろう。

とはいえ、ここにきて感染者数増加のピークがやっと見えてきた。



土日月が少ないなど曜日により変動が大きいので、日々の変化に一喜一憂してもあまり意味がない。そこで、7日移動平均線を引いてみると、新規の感染者数はすでにピークは過ぎて減少傾向になっていることが分かる。

3月27日からの東京都など各自治体の外出自粛要請、政府が4月7日に発出した7都道府県に対する緊急事態宣言は明らかに効果が出ている。4月16日に緊急事態宣言を全国に広げたことの効果もそろそろ出てくるころだ。

上記の「基本的な考え方」のグラフで言えば現状はこんな感じだろうか。



ただ、問題はこれからだ。
ゴールデンウイークをうまく乗り切れるかどうかである。

緊急事態宣言からすでに20日が過ぎたし、東京都や大阪府が独自に自粛要請してからならもう1カ月だ。しかも、「自粛疲れ」などと自粛をするなと煽るメディアもあるから、3月の3連休以降しばらく続いた「緩み」が怖い。

ゴールデンウイークでの自粛効果が分かるのはさらに2週間後だから、おそらくゴールデンウイーク後も一定の自粛要請は続く。それに耐えて新型コロナウイルスとの戦いに勝利できるかどうかは、私たち国民次第だ。

わが国は事態が多少長引いても一人でも多くの命を守る選択をしているのである。

「出たがりません勝つまでは」

辛抱の時はいましばらく続く。

(以上)
 

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