「出たがりません勝つまでは」 | 猫の遠ぼえ『次の世代に残したい日本』

猫の遠ぼえ『次の世代に残したい日本』

安倍晋三応援ブログです。
やっと明るい未来を語る政治家が総理大臣になりました。しかし、闘いはまだまだこれから。子や孫が希望を持てる国になることを願うおやじです。

人気ブログランキングに参加しています
応援をよろしくお願いします。

 
人気ブログランキングへ

 

 

先日のエントリで現役を退いた医療従事者に医療現場への復帰を要請するのは、戦争が劇化した時の予備役兵応召のようだし、客室乗務員さんに医療用防護服の縫製をお願いするのは勤労奉仕のようだと書いた。

ジジイとはいえ一応戦後生まれだから戦時中のことは知らないが、スポーツ観戦も音楽会も飲み会も御法度で、報道はウイルス一色の現状は当時に似ているように思う。
特に、緊急事態宣言以後は世間にこれまで以上に重苦しい空気が広がっている。

仲間との集まりや野球観戦などの楽しみを我慢し外食も控えていると、戦時中の有名な標語「欲しがりません勝つまでは」の心境になってくる。敗戦の結果、悪しき標語の代表のように言われるが、現在の状況にはピッタリではないか。

ウイルスと戦うための医療体制を守るためには、緊急事態宣言による様々な制限を皆が受け入れ我慢することが大切だ。
今度の戦争には絶対に負けるわけにはいかないのである。

しかし、政府や自治体が訴える「みんなで頑張ろう!」に対し、上記のような戦時中の標語を引用して疑問を呈する人もいる。



戦時中の標語を連想したのは私と同じだが、戦う相手はウイルスだ。
私たち国民が「欲しがりません勝つまでは」の精神で気持ちを合わせて行動を変えないと新型コロナウイルスに打ち勝ち、日常を取り戻すことはできない。

国や自治体が求めているのは「進め一億火の玉だ」ではなく、「家にいようよ一億人」だし、「我が家から敵が討てるぞ経済戦」は「みんなが家にいればウイルスという敵に勝てる」という意味だ。感染拡大が進む今こそまさに「本土決戦」の最中ではないか。

「みんなで頑張ろう!」に反発する人たちは、有名人のつぎのようなツイートにも激しい言葉を浴びせかける。




どちらもツイッターのタイムラインで私が感じていることを代弁してくれている。
スガシカオ氏はまったく知らないミュージシャンだが、これで親近感が湧いたし、徳川埋蔵金以来全く信用していなかった糸井氏もこのツイートで見直した。

しかし、これらのツイートに賛同する声もあるが、罵声に近い反発の声も多い。

山下達郎氏は出演したラジオ番組で「今、一番必要なのは政治的なものを乗り越えて、団結」「何でも反対、何でも批判のプロパガンダはお休みにしませんか」と訴えて、アッチの人たちをがっかりさせている。

そして、このような人たちから猛反発をくらったのが安倍総理の例の動画付きツイートだ。





緊急事態宣言には強制力はほとんどない。だから、安倍総理は「お願い」という形で、繰り返し国民の協力を訴えているのである。ただ、私もこの動画を見て最近疲れが見える安倍総理がくつろいでいる様子にホッとすると同時に若干の戸惑いも感じた。

戸惑いの理由の一つは、くつろぎの時間までも国民への協力要請のために費やして本当にリラックスできるのかとの心配だ。そして、もう一つはその姿を見せることで間違いなく起きる大批判を総理が予想しないはずがないことだ。しかし、それでも動画は発信された。

この動画を見て激しく批判する人はいるが、一方では自分もイライラせずに猫や犬とたわむれたり、読書をするなどしてリラックスしようと思った人もいる。私のように総理の過労を心配する人はちょっと安心する。

この動画は国民になるべく家にいてほしいと伝えると同時に、自分の健康や疲れを心配してくれる支持者たちへのメッセージも兼ねていると考えると合点がいくのである。
どうせアベガーは箸が転んでも、何かをしてもしなくてもどうせ批判してくるのだ。

最新の世論調査の支持率は下がり気味だ。
しかし、いまの安倍総理はそれはあまり気にしていないと思う。ウイルスとの戦いに勝つことだけを考えて、そのためにやれることをどんどんやろうとしているのである。

戦前、戦中ならアッチの人たちは特高の厳しい追及を受けた。
しかし、いまは総理のくつろぐ姿に罵声を浴びせている。
終戦からもうすぐ75年になるが、時代はずいぶん変わったものだ。

(以上)
 

人気ブログランキングに参加しています
応援をよろしくお願いします。

 
人気ブログランキングへ