遅れてきたサンタさん | 猫の遠ぼえ『次の世代に残したい日本』

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やっと明るい未来を語る政治家が総理大臣になりました。しかし、闘いはまだまだこれから。子や孫が希望を持てる国になることを願うおやじです。

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私が幼いころ、つまり、日本に進駐軍がいた時代の話をしたい。

遊び仲間が自宅の前で新しいおもちゃで遊んでいる。立体交差の道路を何台もの自動車が走り回る、見たこともないやつだ。また買ってもらったのかと聞くと、いや違う、サンタクロースというものが来て、寝ている間に置いていってくれたのだという。

そんなすごい人がいるのに、なぜうちには来ないのか?

それで、家に飛んで帰って母にうちにも来てくれるのかとたずねたが、むにゃむにゃ言ってちゃんと答えてくれない。それでも、もしかしたら来てくれるかもしれないから、寝ないで待とうと思ったがいつの間にか眠ってしまった。

そしてあくる朝、目覚めると枕元に何か置いてある。
寝ぼけまなこをこすってよく見ると、それは1個の菓子パンだった。
正直ガッカリしたが、菓子パンなんかめったに食べられないから少しうれしかった。

それぞれの家の事情がサンタのプレゼントにも影響することを私は5歳にして理解した。
サンタクロースは友達のところにはいつもよりいいおもちゃを、私のところにもいつもよりいいパンをプレゼントしてくれたのである。

この時、サンタさんは1日遅れで来てくれたが、金正恩サンタはクリスマスがとっくに終わったのに、いまだにトランプ大統領へのプレゼントを届けていない。
いや、届けたいのはやまやまだが準備が間に合わないから、という情報もある。

西岡力麗澤大学客員教授がその辺の事情をレポートしている。

北朝鮮のクリスマスプレゼントは米本土上空の静止衛星か 西岡力
(国基研企画委員兼研究員・麗澤大学客員教授)2019.12.23 

https://jinf.jp/feedback/archives/28338

クリスマスプレゼントに関係する部分を要約すると。

1.金正恩が12月25日までに原潜を完成させて潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)をそこから発射する準備を完成させよと命令したが間に合わなかった

2.太平洋に大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射を検討したが、米国が軍事行動に出ると予想した幹部らが妹の金与正に働きかけて保留となった

3.25日以降に人工衛星を発射し米上空に静止衛星を上げる計画だった

3項目目の静止衛星は25日「以降」となっているので、まだ可能性がある。ただ、「だった」と過去形なので計画がうまく進んでいないのかもしれない。

西岡氏は金正恩は感情が不安定で突発的に決断する恐れがあるとも書かれているが、Hanada2月号に寄稿した『文在寅を生み育てた北朝鮮の対南工作』の中でさらに詳細に触れている。

それによると、金委員長がハノイでの米朝会談で経済制裁解除を取りつけられなかったことで国内体制が大きく揺らぎ、反体制事件がこれまでにないほど発生しているという。中には反体制派を取り締まる国家保衛部が絡んだ暗殺未遂や幹部の亡命も起きているらしい。

頻発する事件が金正恩の心身の健康をさらに害しており、幹部の中ですら健康悪化説が拡散しているという。腎臓、間接などが悪く、医師から勧められた運動も数日で止めた。暴飲暴食をやめず、百七十キロまで太ったというのだ。

思ったようにことが運んでおらず、信頼できる人物がどんどんいなくなっていることは隠しようもなくなっているようだ。

と、ここまで書いたら北がミサイルを発射し、日本を飛び越えて北海道東方沖2000キロに落下したとの報道が飛び込んできた。
Jアラートは鳴らなかったようだから、発射を感知しにくい新型ミサイルの可能性がある。

そこで続報を待とうと朝まで待つことにしたら、結局、NHKの大誤報だった。

さて、金サンタさんは約束通りクリスマスプレゼントを届けられるのだろうか。

(以上)
 

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