安倍内閣の優等生 | 猫の遠ぼえ『次の世代に残したい日本』

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やっと明るい未来を語る政治家が総理大臣になりました。しかし、闘いはまだまだこれから。子や孫が希望を持てる国になることを願うおやじです。

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タイトルの”優等生”とは河野太郎防衛相のことだ。
思い切った言動で安倍総理にも”暴れ馬”と評された氏ではあるがが、安倍政権での活躍ぶりはそう呼ぶのにふさわしい。

河野太郎氏は2015年10月、第3次安倍第一次改造内閣で国家公安委員会委員長、内閣府特命担当大臣(規制改革、防災、消費者及び食品安全)として初入閣した。
この時、安倍総理は河野氏つぎのように期待感を示している。

(文芸春秋 2015年12月号)より
 もう一人、河野太郎行革担当大臣にも期待しています。自民党に対する一般的なイメージからはかけ離れた人かもしれませんが、そういう人物こそ、私は必要としています。既存の自民党の考え方に当てはまらない発想が、新たな時代を切り開いていける。彼にはその発想を実際にやってのける豪胆さもガッツもあると思います。

 これまで公務員制度改革や原発政策などで思い切った意見を発信し、党内で論争を巻き起こしてきた人物ではありますが、「暴れ馬」を置いた方が上手くいくこともよくあります。河野氏自身「おとなしい河野太郎なら、入閣の必要はない」と言っているようですから、期待に応えてくれると思います。

https://ameblo.jp/akiran1969/entry-12304630413.html

安倍総理は政権にも批判的だった当時の河野氏を「暴れ馬」と呼びながらも、むしろそこに期待して初入閣させたのだ。そして、河野氏は閣内不一致になるような言動を封印し、僅か10カ月の在任中に安倍総理が「完璧」と褒めた熊本地震での対応など数々の実績を残した

既得権者の抵抗が大きく、大変なわりに成果が見えにくい行政改革面でも、ずさんだった管理システムを変えるなど実績を残し、抜擢した安倍総理の期待に見事に応えたのである。
すると、安倍総理は今度は重要閣僚の外相として抜擢した。

この時は、あの河野洋平元外相の子息であることから、ネットでは懸念の声も挙がった。
しかし、2年あまりの外相の任期中に延べ123カ国・地域を訪問し、日中関係改善など安倍政権の地球儀を俯瞰する外交を支えてその懸念を吹き飛ばした。

ご自身は日韓関係悪化を「返す返すも残念」と振り返っているが、むしろ、あるべき姿になったと評価したい。

また、ODAに批判的で以前は半減を要求していたことなどを心配する声も強かった。
財政再建派の彼が必要な予算を削ってしまい、外交にも悪影響が出るのではないかというのである。しかし、実際には就任後すぐの予算概算要求で増額を要求している。

氏がODAのあり方を厳しく批判していたのは民主党政権時代の目的も進捗も効果の把握もいい加減で、外遊のお土産くらいにしか考えないやり方だ。

 

積極的平和主義を掲げ、途上国の自主的な成長を促すODAを重視する安倍政権の外相として、無駄を徹底的に省きつつ、より効果的な援助を積極的に進めていくことに矛盾はない。

河野太郎氏は外相としても十分に安倍総理の期待に応えたのである。

その後、防衛相に横滑りした河野氏だが、いまや安倍政権にとって必要不可欠な人材となっている。18日には日本の防衛相として10年ぶりに訪中したが、習近平主席が国賓として来日するには中国側の努力がもっと必要だとクギを刺している。

河野氏、習氏国賓来日へ「相応努力してもらわなければ」防衛相として10年ぶり訪中
産経 2019.12.18 22:2

(前略)
河野氏は、尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺での中国公船の航行や航空機の飛行に「強い懸念を持っている」と述べ、軍事的挑発を続ける中国側に自制を求めた

 また、来春の習近平国家主席の国賓来日に向け「良好な(来日の)環境をつくっていく必要がある。中国側に相当努力をしてもらわなければいけないことがある」と伝え、懸念の解消に向けて前向きに取り組むよう促した。

 中国が南シナ海で人工島を建設し軍事拠点化を進めている問題にも言及し非軍事化を図ることが重要だとの考えを伝えた。

(以下略)
https://www.sankei.com/politics/news/191218/plt1912180024-n1.html

河野氏は10月にBSプライムニュースに出演したときにも次のように述べている。

習近平主席を国賓で招こうとしてる時に毎日のように接続水域に海警が入ってくるハイレベルの経済対話をやった数日後に領海侵入。一体どういうメッセージなのか少なくともこういう事が続いてる限り、安保理改革の邪魔をしない状況にならない限り、日中が正常化したとは言えない」

日中関係改善に大きく貢献した前外相が、習首席の国賓としての来日に一度ならずクギを刺しているのである。

習首席を国賓として招くことには強い反対論もある。
しかし、繰り返し述べてきたように安倍総理は「戦略的日中友好」を進めており、決して弱腰になって相手の言いなりになっているわけではない。

その証拠に「日本国民みんなが習主席の訪日を心待ちにしている」という一方で、「中国の海洋軍事進出に懸念と反対」を表明している。来日の日程がまだ決まっていないのは、水面下で来日の延期や中止もありうる激しいやり取りが続いているからだ。

だから、調整の当事者である茂木外相ではなく、河野前外相が上記のような発言をして交渉のアシストをしているのだ。

河野氏は防衛相としても安倍外交に積極的に関わり、大きな役割を果たしているである。

安倍総理はポスト安倍について常々「リーダーは自ら育つものです。無理に育てようとして育てられるものではない」と述べている。一方、「次の世代を担う人材が情熱や実行力を発揮できるチャンスをどんどん作っていきたい」とも述べている。

河野太郎氏は与えられたチャンスを十分に活かし、自ら成長していると思う。

(以上)
 

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