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産経新聞の阿比留さんが先月からツイッターを始めている。
気づいてフォローし始めた時に数百人だったフォロワーはすでに9000近くになっているが、まだツイート数は100件程度で、阿比留さん自身もまだ使い方に慣れていない感じだ。
とはいえ、人のツイートを引用するリツイートはほとんどなく、大半が自分の考え方を発信したツイートというところがさすがだ。
リツイートばかりで、たまにちょこっとコメントを加える私など足元にも及ばない。
ただ、阿比留さんは、次の文章はツイッターではなく、これまで使い慣れたフェイスブックに投稿している。
今まで何度か書いてきたことですが、また最近、おかしな言動を取る人や理解し難い言説を展開する人に対して「帰化人」だとか「出自がそうか」などのコメントが目立っています。下手すると差別を容認していると受け取られかねず、逆効果を生む危険があります。
何度でも言いますが、そういう根拠のない(薄い)ことを述べて何かを分かったような気になっても意味がないと考えます。むしろ、「日本の敵は日本人」であること、日本人の中に自虐派や他の日本人を貶めて優越感にひたりだかる一派がいるということでしょう。
そしてそれは、本当に「祖国」のために動いている人よりもはるかに多いと思います。日本人がどうして日本を嫌い、貶めるのか。その人の心理と受けてきた教育とはどういうものか。そっちを考えた方がいいと愚考します。
https://www.facebook.com/rui.abiru/posts/2594829190561716
まだツイッターのスレッド機能を使えないからか、あるいはこの内容に反発するリプが殺到するのを嫌ったのかは分からない。ただ、慣れないツイッターではなくフェイスブックにした気持ちは分かるような気がする。
私自身、自分に差別意識はないのかと問うても「まったくない」と言い切る自信はないからだ。韓国や北朝鮮という国家がやっていることと、そこに生まれたりルーツを持つ人とは別だと頭では分かっていても感情がそれを結び付けてしまうのである。
ただ、それでは一部の人たちが「団塊世代=全共闘」みたいに言うのと同じことになる。
たしかに、当時は学生運動が激しかったが、大半の学生はノンポリだった。
属性で一括りにしてどうこう言うのは、やはり間違っていると思う。
もちろん、「祖国」のために動いている人がいることも間違いない。
しかし、そんな人物に出自を根拠に批判しても相手は痛くもかゆくもないだろう。
むしろ、ネタ不足の相手をアシストすることになる。
自分たちの生まれる前のことで貶められることに反発するのは当然だが、その相手に出自のレッテルを貼るのはまさにブーメランだ。
こういう相手に感情的になったら負けなのである。
だから私も、「むしろ、日本の敵は日本人」だと考えた方がいいと思う。
そして、その中にも確信的な反日と自虐史観を信じ込んでしまった人達がいる。
前者はどうしようもないが、後者は何かのきっかけで目覚める可能性がある。
例えば、朝日新聞しか読まない高齢者とか、ワイドショーを鵜呑みにして安倍総理を異常に嫌悪する中年女性のほうが、事実を知ることで目覚める可能性がある。
先日、こんなツイートを目にした。
https://twitter.com/amayasa3/status/1160044934130327552
百の言葉より短い映像のほうが圧倒的に伝わるのである。
あの映像をテレビが流すのは難しそうだが、いまどきの高齢者の多くはスマホを持っているから、帰省できなくてもメールやラインで送ることもできる。
あの映像を拡散させるのは忍びない気持ちもあるが、それで普通の日本人か確信的反日なのかが分かるのなら許されるのではないか。
(以上)
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