成果を挙げた「見せる外交」 | 猫の遠ぼえ『次の世代に残したい日本』

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やっと明るい未来を語る政治家が総理大臣になりました。しかし、闘いはまだまだこれから。子や孫が希望を持てる国になることを願うおやじです。

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日曜日、トランプ大統領が朝乃山関にカップを渡す場面をテレビ中継で見た人は多いのではないか。大統領が観衆の大歓声に迎えられるところから、金美麗さんたちと握手して引き上げるまで一部始終を見た。

過去に見たことのない光景だったが、観客がトランプ大統領を大歓迎していること、大統領自身もこの異例のおもてなしを非常に喜んでいることがテレビからも伝わってきた。余計な解説がないからか、自分もその場にいるような高揚感を感じたのである。

ところが、朝日新聞など反日、反トランプ勢力にとっては極めて不快な出来事だったようで、あの雰囲気とは程遠いひねくれた報道ぶりが目立つ。
以下は有名ブロガーの藤原かずえさんのツイッターから。

https://twitter.com/kazue_fgeewara/status/1132795446949105664


https://twitter.com/kazue_fgeewara/status/1132797634014396417

 

さらには記者個人のツイッターにも、現場どころかテレビも見ていないとしか思えないものがあった。
しかし、中継やユーチューブなどで映像を見た人なら、これらが単なるか妄想に近いことはすぐに分かる。

大統領自身も次のような出来のいい動画をツイートしている。

 


動画はこちらから→ https://twitter.com/realDonaldTrump/status/1132623971139112960

テレビ中継のある大相撲を舞台に設定したことで、メディアの印象操作やねつ造の効果を大きく削ぐ結果になった。

そして、これまでになかった光景は映像として世界中に配信され日米両国内はもちろん、世界中に日米同盟の強固さを強く印象付けた。

特に北朝鮮や中国は、安倍総理とトランプ大統領が同じ目的のために役割分担していることを改めて認識したのではないか。違うことを言っているようでも二人の目指すところは一致していることを映像とシンプルなメッセージによって伝えようとした。

だから、トランプ大統領は金委員長に安倍総理との首脳会談を要求し、安倍総理は「条件をつけず」に日朝会談を目指すと発言した。
それが実現しない限り、三回目の米朝会談は無いのである。

また、米国の攻勢に悩む習首席は、安倍総理の示している「競争から協調へ」「日中は脅威でなくパートナー」「自由で公正な貿易の推進」の三原則をさらに意識することになったはずだ。トランプ大統領の目指すところも同じなのだ。

安倍、トランプ両首脳が目指しているのは習体制崩壊による世界の不安定ではなく、中国が世界のルールを守る国に変わって行くことだ。両首脳は今回の大統領訪日行事でも、それを十分意識したメッセージを内外に向けて発信しているのである。

そして今回、国技館以上に印象的だったのがテレビで生中継された宮中晩さん会だ。
中でも特に感動したのが天皇陛下のお言葉である。

「トモダチ作戦… 忘れることはないでしょう」宮中晩餐会での天皇陛下のお言葉全文


かなり長いお言葉は陛下御自身の体験も踏まえた非常にお心のこもったもので、しかも生中継だ。テレビの前で拝聴しているうちに不覚にも涙ぐんでしまった。
特にグッと来たのは次のくだりだ。

上皇陛下が平和を心から願われ、上皇后陛下と御一緒に、戦争の犠牲者の慰霊を続けられたことに言及されたうえで、陛下は次のように続けられた。

今日の日米関係が、多くの人々の犠牲と献身的な努力の上に築かれていることを常に胸に刻みつつ、両国の国民が、これからも協力の幅を一層広げながら、揺るぎない絆を更に深め、希望にあふれる将来に向けて、世界の平和と繁栄に貢献していくことを切に願っております。

ここで、不覚にも涙がこぼれてしまったが、大統領夫妻はもちろん、米国民の心にもしっかりと届いたのではないか。

NHKは夕方のニュースで宮中晩餐会を中継するなど、あまり余計なコメントを入れずに事実を淡々と伝えていた。ところが、9時のニュースでは手厚いおもてなしと貿易交渉を結び付けるなど偏向報道体質が見え隠れする。

しかし、多くの国民は編集されていない生の映像もしっかりと見ている。
あのルーピーがオバマ大統領に相手にもされなかった頃には想像すらできなかった出来事が国民の目の前で起こっているのである。

トランプ大統領に対するおもてなしも実によく考えられていたが、その一連の行事の「見せ方」もとてもよかった。
日米両政府の「見せる外交」は成果を挙げたのではないか。

(以上)

 

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