世界に誇る長期安定政権 | 猫の遠ぼえ『次の世代に残したい日本』

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独裁国家には絶対に住みたくないが、政府の意思決定や施策の進展スピードという点で民主主義は圧倒的に不利だ。それがはっきり表れている事例がデータ覇権をめぐる競争で、「あまりの慧眼」の甘利さんは次のように指摘している。


データ覇権システムはその進展スピードが国家体制と表裏一体です。つまり、民主主義国家における進展スピードは極めて遅く、独裁国家における敷設スピードは極めて速く、独裁国家と親和性があります。民主主義国家の日本はただでさえスピードが遅いのに、国会の危機感の欠如はそのスピードを更に鈍化させ絶望的にすらなります。唯一の日本の武器は、混沌とした世界政治の中で世界に誇る(日商会長談)長期安定政権だということを有権者は知りません。
(甘利明の国会リポート 第376号)より
http://amari-akira.com/01_parliament/index.html


習近平、金正恩のような終身独裁者やプーチンのような極めて強い権限を持つ指導者に対抗するには、国際的な政治力と信用のある安倍長期政権が必要だというのである。
もちろん、甘利さんはデータ覇権のことだけを言っているのではない。

安全保障でも経済でも、意思決定や施策推進が遅れては国家の存続に影響が出かねない。
日本は辺野古移転ですら遅々として進まないが、中国は他国の領海を埋め立てて軍事基地を作る。短期間で新幹線網が拡がり、キャッシュレス社会に変わるくらいは容易なのだ。

中国は軍事・経済などあらゆる分野で国をあげてスパイ活動をしているのに、我が国にはスパイ防止法すらない。中国のスパイ活動や工作活動に不利になる法案の成立も民主主義の名の元に妨害される。

それでなくても民主主義には大きなハンディがあるのに、これまでのようにコロコロ政権が代わるようでは独裁国家の圧倒的なスピードに置き去りにされてしまう。
だから、安倍政権が長期安定政権がわが国には必要なのである。

習近平氏が第5代最高指導者の座に就いたのは2012年11月だから安倍総理誕生とほぼ同時期だ。しかし、安倍総理の任期はあと3年を切ったが、習近平氏は事実上終身最高指導者となっている。安倍が手ごわければ次の政権で尖閣を狙えばいいのだ。

だから、当然のように自民党内外から次々と4選の声が上がり始める。


安倍総裁4選論、自民に急浮上 求心力維持…二階氏「十分あり得る」
産経 2019.3.12 22:34



https://www.sankei.com/politics/news/190312/plt1903120038-n1.html

記事によると野党はこんなことを言っている。

共産党の小池晃書記局長は会見で「悪夢だ。論外中の論外だ。連続する選挙で、口にできなくなるような結果を出したい」と批判し、日本維新の会の馬場伸幸幹事長は会見で「(二階氏は)党の人材不足を痛感しているのではないか」と指摘した。

小池氏は維新の馬場幹事長と同じく人材不足を指摘しているらしいが、どちらも思いっきりブーメランだ。特に志位氏が18年もトップの座にいる共産党の幹部ががそれを言うのはこっけいである。それとも小池氏は志位氏に早くやめろと言いたかったのか。

ただ、野党は論外としても自民党に安心して安倍総理の後を任せる人災が育っていないことは確かだ。候補者は多いし今後3年で大きく伸びる人材が出てくるかもしれないが、現状では、安倍晋三という稀代の政治家の後となるとどうしても見劣りしてしまうのだ。

国家の命運と自民党内の規則のどちらが優先されるべきかは明らかで、必要であれば3期9年の縛りなど撤廃してしまえばいいのである。自民党の体制や規則も、激動する世界情勢や変化のスピードに適応したものに変えていくべきである。

問題は、当初は3期もやるとは思っていなかったはずの安倍総理自身の意欲がそんなに長く続くかどうかだ。体調や気力が十分かどうかは本人にしか分からないが、これまで私は4期はさすがにきついのではないかと考えてきた。

3期務めた後は、できれば時間的余裕がとれるポジションについて、政権へのアドバイサー的な役割や政治塾などを通じた人材育成などをやってほしい。マスコミなどにも登場して、もっと自由な立場で言いたいことを言ってほしいと考えていたのである。

しかし、国際情勢はそうも言っていられないほど変化し緊迫している。
安倍総理にはいまから4期、情勢によっては、もっと長くやってもらわないと独裁国家に負けてしまう。世界に誇る民主主義の長期政権を簡単に捨ててはいけないのだ。

ドイツではメルケル首相13年、その前のコール首相は16年もやっている。
プーチン大統領は安倍総理と同じ2012年(5月)から大統領を務めているが、任期は2024年まである。安倍総理が4期務めたら同じになるのである。

終身最高指導の習近平氏や金正恩氏に対峙するためにも、安倍総理にはそのつもりでいてもらわねばならない。
だから、いま安倍4選を口にするのは決して早くないと思う。

(以上)
 

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