元民主党の悪夢 | 猫の遠ぼえ『次の世代に残したい日本』

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前エントリ『「悪夢のような民主党」発言は特定野党への宣戦布告!?』の最後に「(安倍総理の)宣戦布告を受けた特定野党の連休明けの反応が楽しみ」と書いた。これに反発すればするほど国民が悪夢を思い出すことになるからどうするのかと思ったのだ。

この挑発に最初に反応したのは枝野元官房長官だ。
彼は次のように述べた。


首相の民主政権「悪夢」発言、枝野氏反論「自殺者が…」
朝日新聞 
2019年2月11日18時00分

 安倍さんは6年も7年も前のことを取り上げて(民主党政権を)「悪夢のようだ」とおっしゃったそうだが、あのとき利権を手放してしまった彼らにとっては悪夢のような時期だったかもしれない。しかし、あの時代は自殺者の数が減るなどよくなった部分も多々ある。

 現実にいま、足元で起きていることは何か。一部の限られた人たちだけは、アベノミクスと称するものの恩恵を受けているが、多くの普通の暮らしをしている国民にとってはどんどん暮らしが厳しくなり、老後や子育てなどの不安が大きくなっている。悪い夢ではなくて、現実が悪くなっているのがいまの現状だ。

(以下略)
https://www.asahi.com/articles/ASM2C5QFMM2CUTFK008.html

文字数を厳しくk制限する新聞記事で「いまの現状」と正確に引用する朝日新聞(笑)

それはともかく、利権うんぬんは自分たちの政権時においしい思いをしたと自白しているようなもので、お得意のブーメランになっている。民主党政権時代も自殺者が減っていたことは事実ではあるが、政策や法制化でその道筋をつけたのは実は自民党政権だ。

(参考 拙エントリ)
他人(ひと)の成果はオレのもの?相変わらずの民主党 2013-01-19 
https://ameblo.jp/akiran1969/entry-11452356915.html


とはいえ、民主党政権時代も自殺者が減っていたことは事実だ。
逆に言えば他にはないということだが、まあ、全体としては挑発に乗らずにお得意の印象操作で反論らしくみせている。

ところが、民主党元代表で政権時は副総理や外務大臣など要職を務めた岡田克也氏は安倍総理の挑発にすっかり乗ってしまった。反発を予想し、手ぐすね引いて待っていた総理に噛みつき、逆に厳しい反論を受けることになったのである。

その反論をいくつか拾ってみよう。

岡田「悪夢のような民主党政権発言を撤回しろ

安倍「少なくともバラ色の民主党政権ではなかったのは事実」
  「岡田さんは反省がないのか。我々は政権を失ったときに深刻に反省した」
  「悪夢でないというなら、なぜ民主党という名前を変えたのか
 
  「私達は3本の矢でデフレから脱却し雇用も改善
  「働きたい人に仕事がある状況を作るのが政治の大きな責任
  「それを果たせなかった事実を受止めないなら反省してないのと同じ



いやー、面白い!
撤回どころか、逆に「反省していない」「なぜ党の名前を変えた」とさらに突っ込みを入れている。

さらに、岡田氏が「全否定するレッテル貼りをやめろ」と述べたことに対しても次のように反論した。


安倍『アベ政治を許さない』と全否定して、何かプラカードをみんなで持ったのはどこの党の皆さんですか」


実に痛快だ。
岡田氏は安倍総理が戦闘モードになっていることを知らず、ここまで反論してくるとは思わなかったのだろう。

中でも、特に注目したいのは「自民党総裁として言論の自由がある」と述べたことだ。
もちろんその通りなのだが、私の記憶では安倍総理はこれまで口に出したことはない。それをあえて口に出したのだから、ある種の意図があることは間違いない。

もしかしたら、自身の憲法発言や自民党議員の部会での発言、あるいは雑誌への投稿の内容まで国会で問題にされる風潮が背景にあるのかもしれない。

選挙を控えて候補者や応援者の活発な演説や議論促しているように思えるのである。

いずれにしても、岡田氏は戦闘モードの安倍総理にいつもの調子で攻撃を仕掛けたら手ひどく反論されてしまった。戦略も周到な準備も全く感じられない、稚拙な対応と言わざるを得ない。
こんな人物が副総理や外務相をやっていたから「悪夢」になるのだ。

そして、もう一人、質問を想定し、反論を用意して待っている安倍総理に不用意に論戦を挑んでしまったのが共産党の志位和夫氏だ。

総理は志位氏が「実質賃金がー!」と始めると、なんと「よくぞ聞いて頂きました」と言っている。そして、実質賃金、名目賃金について解説をしたうえで、「実質賃金が高いのはデフレだから。デフレ自慢ですか?」とからかった。

そして、名目と実質が逆転しデフレスパイラルとなっていた民主党政権時代が異常などと述べたうえで、しっかりと頭に入っている雇用に関する指標や倒産件数を使って民主党政権との比較をしてみせた。

さらに、民主党政権時代にはベースアップに関する統計すらとっていなかったと述べるなど「悪夢の民主党政権」の根拠を次々と示したのである。
尚、統計に触れたのは勤労統計を他人事のように騒ぐ旧民主党の連中への皮肉だろう。

「悪夢の民主党政権」発言は安倍総理が周到に準備したワナであり、岡田氏と志位氏はそれに簡単に引っかかってくれた。
笑いをこらえて答弁する様子がそれを証明しているではないか。

さて、安倍総理が党大会で「悪夢の民主党」と述べたときその場にいた木坂麻衣子さんは、その時の雰囲気を次のようにツイートしている。


Maiko Kissaka@kissaka
あー、やっぱりあの 悪夢のような民主党政権 で盛り上がってんのね。

ちなみに会場でも、まさか総裁の口からそれが出るとは思わず、2秒くらい沈黙があって拍手と歓声でした。

後方のマスコミがにわかにざわついてましたがw

https://twitter.com/kissaka/status/1095034577750388736


2秒の沈黙とその後の拍手歓声からは、お祭り気分だった聴衆がこれまで総理の口から出なかった過激との思える発言に一瞬戸惑いを感じた後、その本気度を感じ、共感したことが伝わってくる
そして、安倍総理は国会論戦でもその姿勢をつらぬいて見せた

しかも、上記のようなやり取りは、すでに始まっている選挙戦での演説や論戦の参考になりそうだ。

事実に基づいた野党批判なら「言論の自由」を存分に発揮すればいいし、「実質賃金がー!」には「デフレ自慢ですか?」と返せばいい。

「統計不正がー!」には「民主党政権はベースアップの統計すらとっていなかった」と反論すればいいのである。
立候補予定者たちは安倍総理の話をもう一度よく読み、頭に叩き込むべきだ。

それにしても、元民主党のネタ不足は深刻だ。
予算審議だから資料を精査すれば質問事項はいくらでも出てくるはずだが、勉強していない彼らはそれができない。もし質問しても軽くかわされるか無知をさらけ出すだけだ。

国会開会前はモリカケをまだやるとか言っていたが、実際には言いがかりのネタすらも見つからないのだろう。そこで、これも使い古した「実質賃金がー!」を繰り出したが、本気モードの安倍総理にあっさりと論破されてしまったのである。

折しも、彼らにはレーダー照射問題、関西生コンに続いて、朝鮮半島からのさらなる北風が吹きつけている。
韓国国会議長の許しがたい発言だ。

本来なら国会で取り上げるべきなのに、彼らは一部の支持勢力に遠慮してそれができない。
多くの国民の怒りに共感を示せず沈黙していれば、支持率がさらに下がるのは当然だ。

どこかの小沢某が「もう一度悪夢を見てもらう」と凄んだそうだが、いま悪夢を見ているのは元民主の連中だ。
そして、その悪夢はこれからも続きそうである。

(以上)
 

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