ポスト安倍は見た目も大事? | 猫の遠ぼえ『次の世代に残したい日本』

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内閣改造後初となるNHK世論調査では安倍内閣を「支持する」42%「支持しない」40%と改造前とほぼ同じ数字となった。


安倍内閣「支持する」42%「支持しない」40% NHK世論調査
2018年10月9日 19時21分

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181009/k10011664861000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_007


まあ、支持率はこんなものかと思うが、ニュースを見ていていつも気になるのが「支持する理由」「支持しない理由」だ。
テレビは次のように伝えていた。





支持するしないの理由は人により様々のはずで、数少ない選択肢に答えさせるやりかたはずいぶん乱暴だ。
しかも、その選択肢が適当すぎる。

中でもひどいのが「人柄が信頼できず」だ。
対象が内閣という組織体なのに、個人の資質である「人柄」を選択肢とするのは変だ。
世論調査で人柄を云々するのは個人の顔や身体的特徴を問題にするのと変わらない。

NHKの世論調査がやっていることは、首相の顔や身体的な特徴を内閣支持不支持の選択肢にするのと同じことである。
それに、首相個人の評価基準なら、「人柄」より大切な資質は他にたくさんある。

もっとも、一緒にテレビを見ていた妻は、「(政治家に)人柄なんかどうでもいい、それより顔!見た目の方が大事!」と突っ込みを入れている。さらに「オオサンショウウオなんか海外に出されへん」とも言ったが、いったい誰のことなのかよく分からない。

国の特別天然記念物を海外に出せないのは確かだが、この世界最大の両生類は味方を背後から襲うのだろうか。

それはともかく、NHKなどマスコミが個人の人柄や要望を云々するのは大いに問題だが、妻の指摘には一理ある。腹黒い世界、政界を相手にするわが国のリーダーとしては、基準の曖昧な「人柄」などより「見た目」のほうが重要な資質かもしれない。

もっとも、モリカケねつ造疑惑で「人柄が信頼できず」とされている安倍総理は、一方では世界の首脳から信頼されている。
理由は様々だとは思うが、その誠実な人柄が大いに影響していることは間違いないと思う。

ただの「お人好し」ではどうしようもないが、腹黒い世界相手に多くの首脳たちとの信頼関係を作ってきた。第一次政権時から外交姿勢・政策は一貫しており、相手国の首脳が代わっても約束を律儀に守ってきたからこそ大きな信頼を得ているのである。

国家のリーダーにはそれにふさわしい判断力、決断力、指導力など様々な資質が求められるが、この姿勢こそ日本のリーダーに最もふさわしい資質だと思う。
安倍総理の後を引き継ぐ新しいリーダーにもそんな資質が有ればいいのだが。


さて、ポスト安倍といえば、今回の改造人事を受けて阿比留さんが候補者たちに「ポスト安倍候補は奮起を」と発破をかけている。
一週間ほど前の記事だ。


【阿比留瑠比の極言御免】
ポスト安倍候補は奮起を

https://www.sankei.com/politics/news/181003/plt1810030003-n1.html


阿比留さんがポスト安倍候補に名前を挙げているのは、岸田文雄政調会長、茂木敏充経済再生担当相、河野太郎外相、そして、ネットではとっくに落伍したことになっている石破茂元幹事長もまだまだ有力候補となっている。

さらに、加藤勝信総務会長、稲田朋美党総裁特別補佐兼筆頭副幹事長、下村博文党憲法改正推進本部長の名前も見える。
中でも特に注目されているのが加藤勝信氏で、阿比留さんは次のように書いている。


ポスト安倍候補には何より、それぞれの役職や立場の中で、政治家としての力量を示してもらいたい。外交・安全保障、憲法改正、少子化対策、経済政策…と、腕の見せ場はたくさんある。

 安倍首相自身も、小泉純一郎内閣の官房副長官時代に拉致問題、靖国神社参拝問題、教科書問題などで発信力を発揮して頭角を現し、幹事長、官房長官と次々に要職に起用された。

 その意味で、まだ当選回数6回の加藤勝信前厚生労働相が、党四役の一角である総務会長に抜擢された意味は大きい安倍首相はかねて加藤氏のことを「将来の首相候補の一人」と語っており、枢要な地位に就けることでその資格を与えたといえる。

(引用ここまで)


加藤氏は当選6回ながら官房副長官、内閣人事局長、一億総活躍担当、女性活躍担当大臣、厚生労働大臣などを歴任し、安倍政権の多くの重要政策の中心で実績を挙げている。
派手さはないが、着実に実績を積み重ねていく様子は安倍総理と通じるものがある。

安倍総理の信頼感は相当強いようで、今回の総務会長就任でポスト安倍の有力候補の一人に躍り出たことは間違いなさそうだ。もっとも、安倍総理自身は総裁選前の産経新聞インタビューでポスト安倍について次のように述べている。


 「ポスト安倍」ですか? リーダーは自ら育つものです。無理に育てようとして育てられるものではない。自民党は多士済々で人材の宝庫です。まだ光が当たっていないだけで、何かのきっかけで評価される有能な人材がたくさんいる。首長の中にも優れた人材がいる。自民党若手では未来の国づくりに向けて議論が盛んですが、次の世代を担う人材が情熱や実行力を発揮できるチャンスをどんどん作っていきたいですね。
(【単刀直言】安倍晋三首相「日朝も新たな一歩踏み出したい」「『安倍晋三が嫌だ』と言って国民投票の権利を奪うのはサボタージュ」)より
https://www.sankei.com/politics/news/180902/plt1809020021-n5.html


チャンスは与えるから自ら成長しろと言っている。
「何かのきっかけで評価される有能な人材」とか「首長の中にも優れた人材がいる」などと言っているから、阿比留さんが挙げた候補者に絞られたわけでもないのだ。

ちなみに、首長の中の優れた人材とは、今回の内閣改造で復興大臣として入閣するのではと噂が流れた、現福岡市長の高島宗一郎氏のことだという話もある。


高島宗一郎(43歳)福岡市長(2010年12月7日~)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E5%B3%B6%E5%AE%97%E4%B8%80%E9%83%8E


ポスト安倍について色々書いてきたが、後継レースはやっと始まったばかりのようだ。
ちなみに、これらの候補者の名前を挙げて妻の意見を聞いてみたら、「顔やったら岸田さんが一番」ということだった。

(以上)
 

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