【続】安倍総理の新マスコミ対策? | 猫の遠ぼえ『次の世代に残したい日本』

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前エントリで最近の安倍総理が政権発足当初のようにマスコミ対策に積極的になっていると書いた。モリカケなどフェイクニュースをやめないマスコミに対し、ネット、若者の支持の高さを支えに静かに反撃をし始めているように感じるのだ。

若者への影響力の強い松本人志氏らとの会食やインスタグラムの開設はその一環だ。
そして、意識的にマスコミのフェイクニュース、印象操作、報道しない自由の行使、などに対しても遠慮なく指摘している。

例えば、15日には共同通信加盟社編集局長会議に集まった地方紙の幹部たちを前に、冗談を交えながらもかなり言いたいことを言っている。


平成29年12月15日
共同通信加盟社編集局長会議 安倍総理スピーチ(動画と書き起こし)

http://www.kantei.go.jp/jp/98_abe/statement/2017/1215kyodo.htm


あまり国民の理解が進んでいない『一億総活躍』や『地方創生』が具体的にイメージできる話なども興味深いが、ここではマスコミに対する指摘・提言の部分に焦点を当てて発言の一部をご紹介したい。尚、ブログ主が勝手に要約したり太字強調している。


(安倍政権下での3回の衆院選の得票数について)

残念ながら、この3回で一番高い得票数であったことは、余り報道されていなかったような気もしないではないわけでございますが、今ファクトを申し上げているところでございます。


(人手不足に関連して)

もし万一この皆さんの中で、最近学生が集まらなくて大変だという会社があるなら、それは恐らく政治や経済のニュースが、従来型のステレオタイプに陥っているからではないか。
私は別に皮肉で言っているのではなくて心配をしている



(マスコミの世論調査結果に関して)

念のため申し添えておきますが、質問時間は国会がお決めになることでございますから、この結果について私がどうこう言おうというわけでは全くありません。ここのところは間違ってニュースにしないでいただきたいと、こう思うところで ございますが。


(年代による支持率の差について)

自民党に投票した人が最も少なかったのは、60代。
もしかしたら、ちょうど皆さんの新聞の愛読者層ではないかとも思いますので、もう少しお手柔らかにお願いしたいと思います


(まとめの言葉の中で)

共同通信社の皆さんには、本日お集まりの加盟社の皆さんにも、御協力いただきたいと思います。どうか従来型のステレオタイプから脱していただいて、共に、全国津々浦々、地方の未来を切り拓いていきたいと願っております。


「重要なファクトがあまり報道されなかった」

「政治や経済のニュースが、従来型のステレオタイプに陥っている」

「ここのところは間違ってニュースにしないでいただきたい」


トランプ大統領に激しく非難されているアメリカのマスコミもたいがいだが、総理大臣にこのような正論を言わせる我が国のマスコミの劣化ぶりもひどい。

そして、このスピーチでもう一つ印象的なのが、安倍総理の若者に対する強い期待感だ。
例えば、こんな発言もあった。


本日も後ろで、総理番の若い 皆さんが取材していますが、来年は働き方改革が最大のテーマでありますが、若い記者たちが夜遅くまで夜回りをするという習慣はこの際捨ててしまう彼らの真実を探求する意欲、そして若い人の目線で自由に記事を書かせ、余り指導もしないと。思い切って記事を書かせていく新しいチャレンジの場を与えるぐらいの斬新な編集方針を掲げるのも一案ではないか。


記者がファクトを記事にしても上司に訂正を命じられたり、掲載されなかったりするのが新聞の現状だ。やっと掲載されてもデスクが決める見出しで記事の内容とまったく違う印象を読者に与えることになる。

安倍総理は働き方改革にからめて、そんな現状を変えてはどうかと提案しているのである。
そして、記者たちも含めた若い世代に期待する理由を次のように語っている。


 私が申し上げたいことは、若者たちは上の世代に影響されることなく、自分たちの意見をしっかりと持っているということであります。SNSやユーチューブなど、インター ネットがこれだけ発達した時代にあって、若い世代は自分で多様な情報を集め、自分で判断するということなんです。だからこそ今、年代別の意識の違いが注目を集めているのではない かと思います。

 先般の衆院選の出口調査でも、NHKが年代別の投票先を公表していました。自民党に投票した人が最も少なかったのは、60代。私も60代でありますが、60代であ ります。32%です。それでも比較第一党ではありますが。私と同世代が一番低いというのは、随分私も同年代の方に嫌われたものだということで悲しい思いはするわけでありますが、 もしかしたら、ちょうど皆さんの新聞の愛読者層ではないかとも思いますので、もう少しお手柔らかにお願いしたいと思いますが、他方、最も人気があったのは、20代でありまして、 20代では50%の人たちが我が党自由民主党に投票してくれたわけであります。

 自民党の支持率が高いから持ち上げるというわけではありませんが、若い人たちは自分の意見をしっか りと持っている。私はここに、日本を変革するチャンスがあると思っています



ここでも「自民党支持が最も低い60代は皆さんの新聞の愛読者層」と、新聞には嫌味に聞こえそうなファクトを語っている(笑)
ちなみに、ここで引用しているNHKの出口調査の結果は次のようなものだ。



出口調査から見える衆議院選挙
NHK 10月25日

https://www3.nhk.or.jp/news/web_tokushu/2017_1024.html


若い世代ほど自民党支持率が高いこのグラフを見ていると、日本の未来は明るいと思えてくる。
安倍総理がSNS発信に再び力を入れ、松本氏のような若者に影響力がある芸人やタレントと積極的に接触しているのは、そこに注目し始めたからだろう。

安倍総理が年末年始にどんな人と会い、どんな発信をするのかなんだか楽しみになってきた。

(以上)
 

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